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復旧 (SharePoint Foundation 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

このセクションの記事は、バックアップと復旧のソリューションを計画、設計、展開、および運用する情報技術 (IT) 担当者にとって必要な情報をすべて提供することを目的としています。ここでは、エンタープライズ、企業、またはブランチ オフィスの環境を対象としたソリューションを想定しています。バックアップと復旧ソリューションに関する業務を担当する IT 担当者は、このセクションで説明する技術の詳細を理解している必要があります。ただし、エンタープライズ レベルの検討事項や決定事項を理解するうえで、サービス レベルの専門知識は必要ありません。

ファームを復元する前に、以下の要件を満たしていることを確認してください。

  • SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトを使用してファームを復元するには、Farm Administrators グループのメンバーである必要があります。

  • Windows PowerShell を使用してファームを復元するには、次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  • データベース サーバーの SQL Server アカウント、Timer Service アカウント、およびサーバーの全体管理アプリケーションのプール アカウントに、バックアップ先に対する読み取りのアクセス許可が必要です (Timer Service アカウントとサーバーの全体管理アプリケーションのプール アカウントは、通常は同じです)。データベース サーバーの SQL Server アカウントは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーである必要があります。

  • ログイン アカウントに、バックアップ先に対する読み取りのアクセス許可が必要です。

  • SharePoint Foundation Administration Service がすべてのファーム サーバー上で開始されていることを確認します。スタンドアロン インストールの場合、このサービスは既定では開始されません。

ファームを復元する前に、以下の点を検討してください。

  • バージョンが異なる SharePoint 製品とテクノロジへの復元はサポートされていません。

  • 復旧後、検索を再び利用できるまでに 15 分程度かかる場合があります。検索システムがすべてのコンテンツを再度クロールする必要がある場合は、15 分以上かかることもあります。サービス全体をバックアップして復元する場合は、完全にクロールする必要はありません。

  • 復元またはバックアップ操作は、一度に 1 つずつしか実行できません。

ファームの全体または一部を復旧する

復元のための次のタスクを、ファーム全体、ファーム データベース、サイト、サブサイト、またはリストに対して実行します。

See Also

Concepts

バックアップ (SharePoint Foundation 2010)