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ボイス ルートの作成

 

トピックの最終更新日: 2012-10-14

次の手順では、新しい音声ルートを作成する方法について説明します。既存のルートを編集するには、「ボイス ルートの変更」の手順を参照してください。

音声ルートを作成するには

  1. RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてコンピューターにログオンするか、CsVoiceAdministratorCsServerAdministrator、または CsAdministrator 管理者役割のメンバーとしてコンピューターにログオンします。

  2. ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。

  3. 左側のナビゲーション バーで [音声ルーティング] をクリックします。

  4. [ルート] タブをクリックします。

  5. [新規] をクリックして、[新規音声ルート] ダイアログ ボックスを表示します。

  6. [名前] フィールドに、音声ルートのわかりやすい名前を入力します。

  7. (オプション) [説明] フィールドに、音声ルートのわかりやすい追加情報を入力します。

  8. このルートが対応するパターンを指定するには、照合するパターンの作成ツールを使用して正規表現を生成するか、手動で正規表現を記述します。

    • 照合するパターンの作成ツールを使用して正規表現を生成するには、次の値を入力します。次の 2 種類の照合パターンを指定できます。

      • 許可する番号の先頭の数字: このルートが対応する必要のあるプレフィックス値を入力します (必要に応じて先頭に + を付けます)。たとえば、「+425」と入力して、[追加] をクリックします。このルートに含める各プレフィックス値について、この手順を繰り返します。

      • 例外: プレフィックス値に 1 つまたは複数の例外を指定する場合、そのプレフィックスをハイライトして、[例外] をクリックします。このルートが対応しない照合パターンの値を 1 つまたは複数入力します。たとえば、ルートから +425237 で始まる番号を除外するには、[例外] フィールドに「+425237」と入力して、[OK] をクリックします。

    • 照合パターンを手動で定義するには、照合するパターンの作成ツールの [編集] をクリックし, .NET Framework 正規表現を入力して、ルートが適用される相手電話番号の照合パターンを指定します。正規表現の記述方法については、「.NET Framework の正規表現」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=140927) を参照してください。

  9. 通話を発信する電話の ID を呼び出し先に表示しない場合は、[発信者番号を表示しない] を選択します。このオプションを選択した場合、呼び出し先の発信者 ID 表示に表示される、[代替発信者番号] を指定する必要があります。

  10. 1 つまたは複数の PSTN ゲートウェイまたは SIP トランクを音声ルートに関連付けるには、[追加] をクリックして、一覧からゲートウェイまたは SIP トランクを選択します。

    note注:
    展開に Microsoft Office Communications Server 2007 R2 仲介サーバーが含まれる場合、これらのサーバーも一覧で選択できます。
  11. 1 つまたは複数の PSTN 使用法レコードを音声ルートに関連付けるには、[選択] をクリックして、エンタープライズ VoIP 展開で定義済みの PSTN 使用法レコードの一覧からレコードを選択します。

    note注:
    選択できる PSTN 使用法レコードの各プロパティを表示するには、「PSTN 使用法レコードの表示」を参照してください。
    PSTN 使用法レコードを作成または編集するには、「音声ポリシーの作成と PSTN 使用法レコードの構成」または「音声ポリシーの変更と PSTN 使用法レコードの構成」を参照してください。
  12. 最適なパフォーマンスを得るために、PSTN 使用法レコードを並べ替えます。 一覧内でのレコードの位置を変更するには、レコードの名前を選択状態にして、上矢印または下矢印をクリックします。

    note注:
    一覧表示される PSTN 使用法レコードの順番が重要である音声ポリシーとは異なり、音声ルートに一覧表示される PSTN 使用法レコードの順番は重要ではありません。ただし、この一覧を使用頻度で整理することをお勧めします。たとえば、"レドモンド市内"、"レドモンド長距離"、"レドモンド国際"、"レドモンド バックアップ" の順に並べます (Lync Server はこの一覧を上から下に検索します)。
  13. (オプション) [テストする変換後の番号] フィールドに値を入力して、[実行] をクリックします。テスト結果がフィールドの下に表示されます。

    note注:
    まだテストに成功していない音声ルートを保存して、後で再構成することができます。詳細については、「音声ルーティングのテスト」を参照してください。
  14. [OK] をクリックして音声ルートを保存します。

音声ルートを作成したときは必ず、[すべてコミット] コマンドを実行して構成の変更を公開する必要があります。詳細については、「音声ルーティング構成に対する保留中の変更の公開」を参照してください。