ボイス ルートの変更
トピックの最終更新日: 2012-10-14
ここでは、ボイス ルートを編集する方法について説明します。 新しいルートを作成するには、「ボイス ルートの作成」を参照してください。
ボイス ルートを変更するには
RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとして、あるいは CsVoiceAdministrator、CsServerAdministrator、または CsAdministrator の役割のメンバーとしてコンピューターにログオンします。詳細については、「セットアップのアクセス許可の委任」を参照してください。
ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。
左側のナビゲーション バーで [ボイス ルート] をクリックし、[ルート] をクリックします。
[ルート] ページで、次のいずれかの方法を使用してボイス ルートを変更します。
ボイス ルート名をクリックし、[編集] をクリックしてから、[詳細の表示] をクリックします。
ボイス ルート名をクリックし、[編集] をクリックし、[コピー] をクリックしてから、[貼り付け] をクリックします。 直前に作成したボイス ルートの新しいコピーをクリックし、[編集] をクリックしてから、[詳細の表示] をクリックします。
[ボイス ルートの編集] ページの [名前] フィールドに、ボイス ルートのわかりやすい名前を入力します。
(オプション) [説明] フィールドに、ボイス ルートのわかりやすい追加情報を入力します。
このルートが対応するパターンを指定するには、一致パターン構築ツールを使用して正規表現を生成するか、手動で正規表現を記述します。
一致パターン構築ツールを使用して正規表現を生成するには、次の値を入力します。 次の 2 種類の一致するパターンを指定できます。
許可する番号の開始番号: このルートが対応する必要のあるプレフィックス値を入力します (必要に応じて先頭に + を付けます)。 たとえば、「+425」と入力して、[追加] をクリックします。 このルートに含める各プレフィックス値について、この手順を繰り返します。
例外: プレフィックス値に 1 つまたは複数の例外を指定する場合、そのプレフィックスをハイライトして、[例外] をクリックします。 このルートが対応しない一致パターンの値を 1 つまたは複数入力します。 たとえば、ルートから +425237 ではじまる番号を除外するには、[例外] フィールドに「+425237」と入力して、[OK] をクリックします。
一致パターンを手動で定義するには、一致パターン構築ツールの [編集] をクリックし, .NET Framework 正規表現を入力して、ルートが適用される相手電話番号の一致パターンを指定します。正規表現の記述方法については、「.NET Framework の正規表現」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=140927&clcid=0x411) を参照してください。
通話を発信する電話の ID を呼び出し先に表示しない場合は、[発信者 ID を表示しない] を選択します。 このオプションを選択した場合、呼び出し先の発信者 ID 表示に表示される、[代替発信者 ID] を指定する必要があります。
1 つまたは複数の PSTN ゲートウェイまたは SIP トランクをボイス ルートに関連付けるには、[追加] をクリックして、一覧からゲートウェイまたは SIP トランクを選択します。
注: 展開に Microsoft Office Communications Server 2007 R2 仲介サーバーが含まれる場合、これらのサーバーも一覧で選択できます。 1 つまたは複数の PSTN 使用法レコードをボイス ルートに関連付けるには、[選択] をクリックして、エンタープライズ VoIP 展開で定義済みの PSTN 使用法レコードの一覧からレコードを選択します。
注: 選択できる PSTN 使用法レコードの各プロパティを表示するには、「PSTN 使用法レコードの表示」を参照してください。
PSTN 使用法レコードを作成または編集するには、「音声ポリシーの作成と PSTN 使用法レコードの構成」または「音声ポリシーの変更と PSTN 使用法レコードの構成」を参照してください。最適なパフォーマンスを得るために、PSTN 使用法レコードを並べ替えます。 一覧内でのレコードの位置を変更するには、レコードの名前を選択状態にして、上矢印または下矢印をクリックします。
注: 一覧表示される PSTN 使用法レコードの順番が重要である音声ポリシーとは異なり、ボイス ルートでの順番は重要ではありません。 ただし、この一覧を使用頻度で整理することをお勧めします。例: "レドモンド市内"、"レドモンド長距離"、"レドモンド国際"、"レドモンド バックアップ" の順に並べます。 (Lync Server はこの一覧を上から下に検索します。) (オプション) [テストする変換後の番号の入力] フィールドに値を入力して、[実行] をクリックします。 テスト結果がフィールドの下に表示されます。
注: まだテストに成功していないボイス ルートを保存して、後で再構成することができます。 詳細については、「音声ルーティングのテスト」を参照してください。 [OK] をクリックします。
[ルート] ページの [確定] をクリックして、[すべて確定] をクリックします。
注: ボイス ルートを作成または変更したときはかならず、[すべて確定] コマンドを実行して構成の変更を公開する必要があります。 詳細については、「操作」のドキュメントの「音声ルーティング構成に対する保留中の変更の公開」を参照してください。