エージェント グループの作成
トピックの最終更新日: 2013-12-19
Lync Server コントロール パネルを使用してエージェント グループを作成するには、次の手順を実行します。
重要: |
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ユーザーを応答グループ エージェントとして割り当てる場合、ユーザーがプライバシー モードを有効にしているのであれば、"RGS Presence Watcher" 連絡先を検索して連絡先リストに追加する必要があることを通知してください。 プライバシー モードを有効にしているが連絡先リストに RGS Presence Watcher がないエージェントは、応答グループに対する通話を受信できません。 プライバシー モードを有効にしていないエージェントは、影響されません。 |
エージェント グループを作成するには
RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーまたは応答グループをサポートする定義済みの管理者の役割のいずれかのメンバーとしてログオンします。これらの役割のいずれかのメンバーとしてログオンしていない場合は、別の資格情報を求められます。
ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。
左側のナビゲーション バーで、[応答グループ] をクリックし、[グループ] をクリックします。
[グループ] ページで [新規] をクリックします。
[サービスの選択] 検索フィールドに、グループを追加する ApplicationServer サービスの名前または名前の一部を入力し、一覧で対象のサービスをクリックしてから、[OK] をクリックします。
[新しいグループ] ページの [名前] フィールドに、グループを説明する名前を入力します。
[説明] に、グループの説明を入力します。
[参加ポリシー] で、以下のいずれかを選択してグループのサインイン動作を設定します。
グループに属するエージェントがそのグループにサインイン/サインアウトする必要がないようにするには、[非公式] を選択します。 エージェントは、Lync Server 2010 にサインインすると、自動的にグループにサインインします。
グループに属するエージェントがそのグループにサインイン/サインアウトする必要があるようにするには、[公式] を選択します。 このオプションを選択すると、エージェントが Lync 2010 のメニュー項目をクリックして、Internet Explorer を開き、グループのサインイン/サインインアウトに使用する Web ページのコンソールを表示します。
[警告時間 (秒)] で、次の有効なエージェントの呼び出しに移るまでにエージェントを呼び出す時間 (単位は秒、既定値は 20 秒) を指定します。
重要: エージェント警告時間の設定に 180 秒を超える値を指定できません。エージェント警告時間が 180 秒を超える場合、SIP トランザクション タイマーがその最大待機時間に達することによって、クライアント アプリケーションが通話を拒否します。これを回避するために、警告時間の値に 180 秒未満の値を設定してください。 [ルーティング方法] で、グループのエージェントに通話をルーティングする方法を次のように指定します。
新しい通話を、最も長くアイドル状態にある (Lync Server で最も長く [連絡可能] または [非アクティブ] のプレゼンスを持っている) エージェントに提供するには、[最長アイドル] をクリックします。
新しい通話を、有効なすべてのエージェントに同時に提供するには、[パラレル] をクリックします。 通話は、最初に受け付けたエージェントに送られます。
新しい通話を各エージェントに順番に提供するには、[ラウンド ロビン] をクリックします。
新しい通話を、常に [エージェント] リストでのリスト順でエージェントに提供するには、[シリアル] をクリックします。
新しい通話を、現在のプレゼンスを無視して、Lync Server 2010 および応答グループ アプリケーションに同時にサインインしているすべてのエージェントに提供するには、[アテンダント] をクリックします。エージェントとして構成されている Lync 2010 Attendant ユーザーは、待機中の通話をすべて表示し、任意の順番で待機中の通話に応答できます。 通話を受け付けた最初のエージェントに通話が送信されると、その通話は他の Lync 2010 Attendant ユーザーには表示されなくなります。
[エージェント] で、エージェント リストの作成方法を指定します。
Microsoft Exchange Server 配布リストを使用するには、[既存の電子メール配布リストを使用する] をクリックし、[配布リストのアドレス] に配布リストの電子メール アドレス (NetworkSupport@contoso.com など) を入力します。
電子メール配布リストを使用する場合には、次の制約があります。
エージェント グループに対して複数の配布リストを選択することはできません。 各グループでサポートされる配布リストは 1 つのみです。
配布リストの中に別の配布リストが含まれている場合、入れ子となった配布リストのメンバーはエージェント リストに追加されません。
シリアルおよびラウンド ロビンのルーティングを選択した場合、ルーティング方法、および配布リストでのエージェントの表示順序に従って、適切なエージェントに着信が提供されます。
配布リストのユーザーの中に、Lync Server 2010 は有効だが Enterprise Voice が無効なユーザーが含まれていると、それらのユーザーは機能しないエージェントとしてエージェント リストに追加されます。配布リストのすべてのメンバーのアカウントで、Enterprise Voice が有効であることを確認してください。
重要: 電子メール配布リストを使用する場合には、非表示のメンバーシップまたは非表示のリストが応答グループの管理者またはユーザーに表示されることがあります。 非表示のメンバーシップまたは非表示のリストが表示されるようになるのは、次のような場合です。
配布リストが構成されメンバーシップが非表示になっている場合でも、応答グループの管理者が配布リストをエージェント リストに割り当てていれば、ユーザーはメンバーシップを確認するためにグループを呼び出しできます。
配布リストが構成され Exchange のグローバル アドレス リストで非表示になっている場合、応答グループの管理者は、自分が適切なユーザー権限やアクセス許可を持っていない場合でも、応答グループプロセスが適切なユーザー権限およびアクセス許可を持っていれば、配布リストを表示してエージェント リストに割り当てることができる場合があります。
エージェントのカスタム リストを使用するには、[エージェントのカスタム グループを定義する] をクリックします。 [選択] をクリックして、[エージェントの選択] 検索フィールドで、このグループにエージェントとして割り当てるユーザーの名前または名前の一部を入力してから、[検索] をクリックします。 エージェント リストでユーザーを選択して、[OK] をクリックします。
注: グループでラウンド ロビンまたはシリアルのルーティングを使用する場合は、通話を提供する順序にエージェントを並べ替えます。 [エージェント] リストでエージェントの順番を変更するには、エージェントをクリックして、上矢印または下矢印ボタンをクリックします。
[確定] をクリックします。