Clear-CsDeviceUpdateLog
トピックの最終更新日: 2012-03-23
指定された日数より古いデバイス更新 Web サービス ログと監査ファイルをすべて削除します。
構文
Clear-CsDeviceUpdateLog -Identity <XdsIdentity> -DaysBack <Int32> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-Force <SwitchParameter>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]
解説
デバイス更新 Web サービスは、さまざまなログ ファイルのコレクションを保持します。このコレクションには、サービス自体が実行する監査ログのほかに、携帯電話などのクライアント デバイスからアップロードされるログ ファイルも含まれます。デバイス更新の作業量や組織で使用されているクライアント デバイスの数によっては、サーバーがすぐにデバイス更新 Web サービス ログで "いっぱいに" なる可能性があります。Clear-CsDeviceUpdateLog コマンドレットでは、サーバーに格納されるログ ファイルの数を抑えることができます。必要な作業は、このコマンドレットを呼び出して、ファイルを削除せずに保持する期間の上限 (日数) を指定することだけです。最大保持期間を超過したログ ファイルは、システムから削除されます。
このコマンドレットを実行できるユーザー: 既定では、Clear-CsDeviceUpdateLog コマンドレットをローカルで実行する権限があるのは、RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーです。このコマンドレットが割り当てられているすべての役割ベースのアクセス制御 (RBAC) の役割の一覧 (自身が作成したカスタムの RBAC の役割を含む) を戻すには、Windows PowerShell プロンプトから次のコマンドを実行します。
Get-CsAdminRole | Where-Object {$_.Cmdlets –match "Clear-CsDeviceUpdateLog"}
パラメーター
パラメーター | 必須かどうか | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
Identity |
必須 |
Xds Identity |
デバイス更新 Web サービス ログ ファイルをホストするサービスの一意の識別子です。たとえば、次の構文は、プール atl-cs-001.litwareinc.com の Web サービス からデバイス更新 Web サービス ログ ファイルを削除します。-Identity "service:WebServer:atl-cs-001.litwareinc.com"。 |
DaysBack |
必須 |
整数 |
ログ ファイルを保持する期間の上限 (日数) です。DaysBack パラメーターで指定されている値より古いログ ファイルは、すべて削除されます。たとえば、DaysBack を 7 に設定すると、作成から 7 日間を過ぎたログ ファイルはすべて削除されます。 このパラメーターは、1 ~ 30 の範囲の任意の整数値を指定できます。 |
Force |
省略可能 |
スイッチ パラメーター |
コマンド実行中に発生する可能性のある、致命的ではないすべてのエラー メッセージを表示しないようにします。 |
WhatIf |
省略可能 |
スイッチ パラメーター |
実際にコマンドを実行せずに、コマンドの実行結果がわかります。 |
Confirm |
省略可能 |
スイッチ パラメーター |
コマンドの実行前に確認メッセージを表示します。 |
入力の種類
なし。Clear-CsDeviceUpdateLog は、パイプ処理による入力を受け入れません。
戻り値の種類
なし。Clear-CsDeviceUpdateLog は値を戻しません。
例
-------------------------- 例 1 ------------------------
Clear-CsDeviceUpdateLog -Identity "service:WebServer:atl-cs-001.litwareinc.com" -DaysBack 10
例 1 に示すコマンドは、Identity が "service:WebServer:atl-cs-001.litwareinc.com" のデバイス更新 Web サービスに接続し、作成から 10 日間を過ぎたデバイス ログと監査ログをすべて削除します。