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クライアントで使用するサーバー エイリアスを作成または削除する (SQL Server 構成マネージャー)

このトピックでは、SQL Server Configuration Manager を使用して SQL Server 2014 でサーバー エイリアスを作成または削除する方法について説明します。 別名は、接続のために使用できる代替名です。 別名は、接続文字列の必須要素をカプセル化したものであり、ユーザーが選択した名前でそれらの要素を公開できます。 別名は、任意のクライアント アプリケーションで使用できます。 サーバーの別名を作成すると、クライアント コンピューターはさまざまなネットワーク プロトコルを使用して複数のサーバーに接続できます。プロトコルおよび接続の詳細をそれぞれ指定する必要はありません。 また、さまざまなネットワーク プロトコルを、たとえ頻繁に使用する必要がないプロトコルであっても常に有効にしておくことができます。 デフォルト以外のポート番号または名前付きパイプで受信するようにサーバーを構成し、SQL Server Browser サービスを無効にした場合は、新しいポート番号または名前付きパイプを指定する別名を作成してください。

SQL Server 構成マネージャーの使用

エイリアスを作成するには

  1. SQL Server 構成マネージャーで、[ SQL Server Native Client Configuration] を展開し、[ エイリアス] を右クリックし、[ 新しいエイリアス] をクリックします。

  2. [別名] ボックスに別名を入力します。 クライアント アプリケーションは、接続時にこの名前を使用します。

  3. [サーバー] ボックスに、サーバーの名前または IP アドレスを入力します。 名前付きインスタンスの場合は、インスタンス名を追加します。

  4. [プロトコル] ボックスで、この別名に使用されるプロトコルを選択します。 プロトコルを選択すると、オプションのプロパティ ボックスのタイトルがポート番号、パイプ名、または接続文字列に変更されます。

SQL Server 構成マネージャーのヘルプに記載されている接続文字列は、独自の接続文字列を作成するプログラマにとって役立つことがあります。 この情報にアクセスするには、[ 新しいエイリアス ] ダイアログ ボックスで F1 キーを押すか、[ ヘルプ] をクリックします。

構成されている別名で間違ったサーバーやインスタンスに接続する場合は、関連付けられているネットワーク プロトコルを無効にし、次にこれを再び有効にします。 これによりキャッシュされた接続情報がクリアされ、クライアントに正しく接続できます。

エイリアスを削除するには

  1. SQL Server 構成マネージャーで、[ SQL Server Native Client Configuration] を展開し、[ エイリアス] をクリックします。

  2. 詳細ウィンドウで、削除するエイリアスを右クリックし、[ 削除] をクリックします。