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ログ配布構成へのセカンダリ データベースの追加 (SQL Server)

このトピックでは、SQL Server Management Studioまたは Transact-SQL を使用して、SQL Server 2014 の既存のログ配布構成にセカンダリ データベースを追加する方法について説明します。

このトピックの内容

はじめに

セキュリティ

アクセス許可

ログ配布ストアド プロシージャには、 sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーシップが必要です。

SQL Server Management Studio を使用する

ログ配布セカンダリ データベースを追加するには

  1. ログ配布構成のプライマリ データベースとして使用するデータベースを右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。

  2. [ページの選択][トランザクション ログの配布] をクリックします。

  3. [セカンダリ サーバー インスタンスとデータベース][追加] をクリックします。

  4. [接続] をクリックし、セカンダリ サーバーとして使用する SQL Server インスタンスに接続します。

  5. [セカンダリ データベース] ボックスで、一覧からデータベースを選択するか、作成するデータベースの名前を入力します。

  6. [セカンダリ データベースの初期化] タブで、セカンダリ データベースを初期化するためのオプションを選択します。

  7. [ファイルのコピー] タブの [ファイルのコピー先フォルダー] に、トランザクション ログ バックアップのコピー先フォルダーのパスを入力します。 多くの場合、セカンダリ サーバー上のフォルダーを指定します。

  8. [復元ジョブ][スケジュール] ボックスにコピー スケジュールの一覧が表示されます。 スケジュールをカスタマイズする場合、 [スケジュール] をクリックして、 SQL Server エージェントのスケジュールを必要に応じて調整します。 このスケジュールはバックアップ スケジュールに近い設定にします。

  9. [復元] タブの [バックアップ復元時のデータベース状態] で、 [復旧モードなし] または [スタンバイ モード] を選択します。

  10. [スタンバイ モード] を選択する場合は、復元操作の進行中にセカンダリ データベースからユーザーを切断するかどうかを選択します。

  11. セカンダリ サーバーの復元処理を遅延させる場合、 [バックアップの復元を最低限次の期間遅延する] で遅延時間を選択します。

  12. [復元が次の期間内に行われない場合は警告する] で警告のしきい値を選択します。

  13. [復元ジョブ][スケジュール] ボックスに表示される復元スケジュールを確認します。 スケジュールをカスタマイズする場合、 [スケジュール] をクリックして、 SQL Server エージェントのスケジュールを必要に応じて調整します。 このスケジュールはバックアップ スケジュールに近い設定にします。

  14. [OK] をクリックします。

  15. [データベースのプロパティ] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックして、構成処理を開始します。

Transact-SQL の使用

ログ配布セカンダリ データベースを追加するには

  1. セカンダリ サーバーで sp_add_log_shipping_secondary_primary を実行します。このとき、プライマリ サーバーとプライマリ データベースの詳細情報を指定します。 このストアド プロシージャからは、セカンダリ ID、コピー ジョブ ID、および復元ジョブ ID が返されます。

  2. セカンダリ サーバーで sp_add_jobschedule を実行して、コピー ジョブと復元ジョブのスケジュールを設定します。

  3. セカンダリ サーバーで sp_add_log_shipping_secondary_database を実行して、セカンダリ データベースを追加します。

  4. プライマリ サーバーで sp_add_log_shipping_primary_secondary を実行して、新しいセカンダリ データベースに関する必要な情報をプライマリ サーバーに追加します。

  5. セカンダリ サーバーでコピー ジョブと復元ジョブを有効にします。 詳細については、「 Disable or Enable a Job」をご覧ください。

関連タスク

参照

ログ配布について (SQL Server)
ログ配布テーブルとストアド プロシージャ