Database Suspect Data Page イベント クラス
Database Suspect Data Page イベント クラスは、 msdb の suspect_pagesテーブルにページがいつ追加されたかを示します。 このイベント クラスは、問題があると思われるページの発生を監視するトレースに含めます。
注意
このイベントは、 suspect_pages テーブルへの対応する行の挿入とは非同期に発行されます。 したがって、このイベントを受信待ちするジョブでは、対応する suspect_pages エントリを直ちに見つけることができない場合があります。
Database Suspect Data Page イベント クラスをトレースに含めても、相対的なオーバーヘッドは低くなります。 問題があると思われるページ数が増えた場合 (ディスク ドライブで問題が発生した場合など) はオーバーヘッドが大きくなる可能性があります。
Database Suspect Data Page イベント クラスのデータ列
データ列名 | データ型 | 説明 | 列 ID | フィルターの適用 |
---|---|---|---|---|
DatabaseID | int | 問題があると思われるページのイベントが発生したデータベースの ID。 これは suspect_pages テーブルの database_id 列と同じです。 | 3 | はい |
EventClass | int | イベントの種類は 213 です。 | 27 | いいえ |
EventSequence | int | バッチ内のイベント クラスのシーケンス。 | 51 | いいえ |
SPID | int | 問題があると思われるページが発生した SQL Server タスクの ID。 | 12 | はい |
StartTime | datetime | イベントが発生した時刻。 | 14 | はい |
Exchange Spill | int | 問題があると思われるページを格納しているデータベース ファイルの ID。 これは suspect_pages テーブルの file_id 列と同じです。 | 22 | はい |
ObjectID2 | int | ファイル内の問題があると思われるページの ID。 これは suspect_pages テーブルの page_id 列と同じです。 | 56 | はい |
Error | int | 発生したエラーの種類。 この値は、 suspect_pages テーブルのページの event_type 値と同じです。 | 31 | はい |
参照
sp_trace_setevent (Transact-SQL)
suspect_pages テーブルの管理 (SQL Server)