XML 形式での実行プランの保存
SQL Server Management Studio を使用すると、実行プランを XML ファイルとして保存し、開いて参照することができます。
Management Studio で実行プラン機能を使用する場合、または XML プラン表示 SET オプションを使用するには、実行プランが生成される Transact-SQL クエリを実行するための適切なアクセス許可が必要です。また、クエリによって参照されるすべてのデータベースに対して SHOWPLAN アクセス許可が付与されている必要があります。
XML 表示プラン SET オプションを使用してクエリ プランを表示するには
SQL Server Management Studio でクエリ エディターを開き、 データベース エンジンに接続します。
次のステートメントを使用して、SHOWPLAN_XML を有効にします。
SET SHOWPLAN_XML ON; GO
次のステートメントを使用して、STATISTICS XML を有効にします。
SET STATISTICS XML ON; GO
SHOWPLAN_XML は、クエリのコンパイル時クエリ実行プラン情報を生成しますが、クエリの実行は行いません。 STATISTICS XML は、クエリの実行時クエリ実行プラン情報を生成し、クエリを実行します。
クエリを実行します。 例:
USE AdventureWorks2012; GO SET SHOWPLAN_XML ON; GO -- Execute a query. SELECT BusinessEntityID FROM HumanResources.Employee WHERE NationalIDNumber = '509647174'; GO SET SHOWPLAN_XML OFF;
[結果] ペインで、クエリ プランを含む [Microsoft SQL Server XML Showplan] を右クリックし、 [結果に名前を付けて保存] をクリックします。
[グリッドまたはテキスト>の結果の保存<] ダイアログ ボックスの [種類として保存] ボックスで、[すべてのファイル (*.*)] をクリックします。
[ ファイル名 ] ボックスに名前を入力し、形式 <は name**>.sqlplan**、次に [ 保存] をクリックします。
SQL Server Management Studio のオプションを使用して実行プランを保存するには
Management Studioで、推定実行プランまたは実際の実行プランを生成します。 詳細については、「 推定実行プランの表示 」または「 実際の実行プランの表示」を参照してください。
結果ペインの [実行プラン] タブで、グラフィカルな実行プランを右クリックし、 [実行プランに名前を付けて保存] をクリックします。
代わりに、 [ファイル] メニューの [実行プランに名前を付けて保存] をクリックしてもかまいません。
[ 名前を付けて保存 ] ダイアログ ボックスで、[ 名前を付けて保存] の種類 が [実行プラン ファイル (*.sqlplan)] に設定されていることを確認します。
[ ファイル名 ] ボックスに名前を入力し、形式 <は name**>.sqlplan**、次に [ 保存] をクリックします。
保存した XML クエリ プランを SQL Server Management Studio で開くには
SQL Server Management Studioで [ファイル] メニューの [開く] をポイントし、 [ファイル] をクリックします。
[ ファイルを開く ] ダイアログ ボックス で、[ファイルの種類 ] を [実行プラン ファイル (*.sqlplan)] に設定して、保存された XML クエリ プラン ファイルのフィルター処理された一覧を生成します。
表示する XML クエリ プラン ファイルを選択し、 [開く] をクリックします。
代わりに、Windows エクスプローラーで、拡張子が .sqlplanのファイルをダブルクリックしてもかまいません。 プランが、 Management Studioで開かれます。
参照
SET SHOWPLAN_XML (Transact-SQL)
SET STATISTICS XML (Transact-SQL)