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レッスン 1 : レポート サーバー プロジェクトの作成 (Reporting Services)

SQL Serverでレポートを作成するには、まずレポート サーバー プロジェクトを作成し、レポート定義 (.rdl) ファイルと、レポートに必要なその他のリソース ファイルを保存する必要があります。 次に、実際のレポート定義ファイルを作成し、レポートのデータ ソース、データセット、レイアウトを定義します。 作成したレポートを実行すると、実際のデータが取得され、レイアウト定義に従って画面上に表示されるので、その状態からエクスポート、印刷、保存を行うことができます。

このレッスンでは、SQL Server Data Tools (SSDT) でレポート サーバー プロジェクトを作成する方法について説明します。 レポート サーバー プロジェクトを使用して、レポート サーバーで実行するレポートを作成します。

レポート サーバー プロジェクトを作成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[Microsoft SQL Server 2014] をポイントして、[SQL Server Data Tools] をクリックします。 SQL Server Data Toolsを初めて開く場合は、既定の環境設定の [ビジネス インテリジェンス設定] をクリックします。

  2. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、 [プロジェクト] をクリックします。

  3. [インストールされているテンプレート] ボックスの一覧で、 [ビジネス インテリジェンス プロジェクト]をクリックします。

  4. [ レポート サーバー プロジェクト] をクリックします

  5. [名前]に「 Tutorial」と入力します。

  6. [OK] をクリックしてプロジェクトを作成します。

    Tutorial プロジェクトがソリューション エクスプローラーに表示されます。

新しいレポート定義ファイルを作成するには

  1. ソリューション エクスプローラーで、[レポート] を右クリックし、[追加] をポイントして、[新しいアイテム] をクリックします。

    Note

    [ソリューション エクスプローラー] ウィンドウが表示されない場合は、 [表示] メニューの [ソリューション エクスプローラー]をクリックします。

  2. [ 新しいアイテムの追加 ] ダイアログ ボックスの [ テンプレート] で、[ レポート] をクリックします。

  3. [名前]に「 Sales Orders.rdl 」と入力して、 [追加]をクリックします。

    レポート デザイナーを開き、デザイン ビューで新しい .rdl ファイルを表示します。

レポート デザイナーは、SQL Server Data Tools (SSDT) で実行されるReporting Services コンポーネントです。 [デザイン] ビューと [プレビュー]ビューの 2 つのビューがあります。 ビューを変更するには該当するタブをクリックします。

[レポート データ] ペインでデータを定義します。 [デザイン] ビューではレポートのレイアウトを定義します。 [プレビュー] ビューではレポートを実行して結果を確認できます。

次の作業

ここでは、"Tutorial" というレポート プロジェクトを作成し、このレポート プロジェクトにレポート定義ファイル (.rdl) を追加しました。 次に、レポートで使用するデータ ソースを指定します。 「レッスン 2: 接続情報の指定 (Reporting Services)」を参照してください。

参照

基本的なテーブル レポートの作成 (SSRS チュートリアル)