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SQL Server フェールオーバー クラスターへのクライアント ツールのインストール

SQL Server Management Studio などのクライアント ツールは同じマシン上のすべてのインスタンスに共有される共通の機能です。 これらのツールは、サイド バイ サイド インストールが可能な、サポートされている SQL Server の旧バージョンと互換性があります。 1 つのノードに同時に存在することのできるライアント ツールのバージョンは 1 つだけです。

SQL Server のクライアント ツールがセットアップ時に SQL Server クラスターの最初のノードにインストールされた場合、後で [ノードの追加] を使って SQL Server のインスタンスにノードが追加された場合、自動的にそのノードにもクライアント ツールが追加されます。

重要

SQL Server オンライン ブックは、[ノードの追加] を使って SQL Server クラスターに追加されたノードに自動的に追加されません。 SQL Server オンライン ブックのローカル コピーが必要なノードには、 SQL Server オンライン ブックを手動でインストールできます。

SQL Server クラスターを初めてインストールしたときに SQL Server クライアント ツールをインストールしなかった場合、次の手順に従って後でインストールできます。

インストール手順

セットアップのユーザー インターフェイスを使った SQL Server クライアント ツールのインストール

  1. SQL Server のインストール メディアを挿入します。 インストールのルート フォルダーにある Setup.exe をダブルクリックします。 ネットワーク共有からインストールするには、ネットワーク共有上のルート フォルダーに移動し、Setup.exe をダブルクリックします。

  2. [インストール] ページで、 [SQL Server の新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します] をクリックします。 [SQL Server フェールオーバー クラスターの新規インストール] はクリックしないでください。

  3. セットアップを続行する前に、システム構成チェッカーによってコンピューターのシステム状態が確認されます。

  4. [インストールの種類] ページで、[SQL Server 2014 の新しいインストールを実行する] をクリックします。

  5. [機能の選択] ページで、インストールするツールを選択して、セットアップ プロセスの残りの手順を進めます。

コマンド プロンプトを使った SQL Server クライアント ツールのインストール

  1. SQL Server クライアント ツールと SQL Server オンライン ブックをインストールするには、次のコマンドを実行します: Setup.exe/q/Action=Install /Features=Tools

  2. 基本的な SQL Server 管理ツールだけをインストールするには、次のコマンドを実行します: Setup.exe/q/Action=Install Features=SSMS これにより、SQL Server データベース エンジン、SQL Server Express、sqlcmd ユーティリティ、SQL Server Powershell プロバイダーに対する Management Studio のサポートがインストールされます。

  3. 完全な SQL Server 管理ツールをインストールするには、次のコマンドを実行します: Setup.exe/q/Action=Install /Features=ADV_SSMS 機能のパラメーター値の詳細については、「コマンド プロンプトから SQL Server 2014 をインストールする」を参照してください。

SQL Server クライアント ツールのアンインストール

MicrosoftSQL Server 2014 としてコントロール パネルの [プログラムの追加と削除] に表示され、そこから削除できます。 [ノードの削除] を使用して SQL Server のインスタンスをフェールオーバー クラスターからアンインストールする場合、クライアント コンポーネントは一緒にアンインストールされません。

参照

SQL Server セットアップ ログ ファイルの表示と読み取り