アップグレード アドバイザーは、セットアップ ウィザードを使用するか、コマンド プロンプトからインストールできます。 コマンド プロンプトを使用すると、無人インストールと自動インストールを実行できます。
インストール構文
コマンド プロンプトから Upgrade Advisor をインストールするための基本的な構文は次のとおりです。
SQLUA.msi [options]
次の表に、最も一般的なオプションを示します。
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| /q[n|b|r|f] | ユーザー インターフェイス (UI) レベルを設定します。 n = UI なし b = 基本的な UI (進行状況のみ、プロンプトなし) r = 縮小された UI (インストール終了時のダイアログ ボックス) f = 完全な UI |
| /L | ログ ファイルのオプションを指定します。 すべてのメッセージを log_file_nameに記録するには、 -L*vlog_file_nameを使用します。 エラー メッセージのみをログに記録するには、 -Lelog_file_nameを使用します。 |
| ADDLOCAL=ALL|REMOVE=ALL|REINSTALL=ALL | アップグレード アドバイザーのインストール (ADDLOCAL)、削除 (REMOVE)、または再インストール (REINSTALL) を指定します。 |
| UAINSTALLDIR=path | パスで指定された場所にアップグレード アドバイザーをインストールします。 |
インストールの例
次の例は、コマンド プロンプトを使用して Upgrade Advisor をインストールする方法を示しています。
SQLUA.msi /qn ADDLOCAL=ALL UAINSTALLDIR="C:\Upgrade Advisor"
次のコマンドを実行するときに、Msiexec プログラムを使用することもできます。
Msiexec.exe /i C:\Downloads\SQLUA.msi /qn ADDLOCAL=ALL UAINSTALLDIR="C:\Upgrade Advisor"
これは、追加のインストール オプションを使用する必要がある場合に役立ちます。
削除の例
次の例は、コマンド プロンプトを使用してアップグレード アドバイザーを削除する方法を示しています。
SQLUA.msi /qn REMOVE=ALL
次のコマンドを実行するときに、Msiexec プログラムを使用することもできます。
Msiexec.exe /i C:\Downloads\SQLUA.msi /qn REMOVE=ALL