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NullProcessing 要素 (ASSL)

NULL 値の処理方法を定義します。

構文

<DataItem>
   ...
   <NullProcessing>...</NullProcessing>
   ...
</DataItem>

要素の特性

特性 説明

データ型と長さ

String (列挙型)

既定値

Automatic

カーディナリティ

0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です

要素のリレーションシップ

リレーションシップ 要素

親要素

DataItem

子要素

なし

解説

この要素の値は、次の表のいずれかの文字列に制限されます。

説明

Preserve

NULL 値を保持します。

Error

NULL キー エラーを発生します。NullKeyNotAllowed の値によって、インスタンスによるエラーの処理方法が決まります。

ms127041.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :

メジャーではこの値がサポートされていません。

UnknownMember

不明なメンバを生成し、NULL 変換エラーを発生します。NullKeyConvertedToUnknown の値によって、インスタンスによるエラーの処理方法が決まります。

ms127041.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :

メジャーに関連付けられている列ではこの値がサポートされていません。

ZeroOrBlank

数値データ アイテムの場合は NULL 値を 0 に変換し、文字列データ アイテムの場合は NULL 値を空白の文字列に変換します。

ms127041.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :

この値によって、Microsoft SQL Server Analysis Services の以前のバージョンとの互換性が維持されます。

Automatic

要素に適した既定の処理を使用します。

  • OLAP データ アイテムの場合は ZeroOrBlank
  • データ マイニング データ アイテムの場合は UnknownMember

分析管理オブジェクト (AMO) オブジェクト モデルで NullProcessing の許容値に対応する列挙型は、NullProcessing です。

参照

関連項目

プロパティ (ASSL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手