SQL Native Client (ODBC)

ODBC は、リレーショナル データベースまたは索引付き順次アクセス方式 (ISAM) データベースのデータへのアクセスに使用するアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の標準的な定義です。SQL Server は、SQL Server と通信する C、C++、および Microsoft Visual Basic® アプリケーションの作成に使用されるネイティブ API の 1 つとして、SQL Native Client ODBC ドライバを介して ODBC をサポートしています。

SQL Native Client ODBC ドライバを使用して作成された SQL Server プログラムは、C 関数呼び出しを使って SQL Server と通信します。SQL Server 固有の ODBC 関数が、SQL Native Client ODBC ドライバに実装されています。ドライバは、SQL ステートメントを SQL Server に渡し、ステートメントの結果をアプリケーションに返します。SQL Native Client ドライバは、SQL 7.0 以降のバージョンへの接続をサポートします。

SQL Native Client ODBC ドライバは Microsoft Win32® ODBC 3.51 仕様に準拠しています。以前のバージョンの ODBC を使用して作成されているアプリケーションは、ODBC 3.51 仕様で定義されている方法に従ってサポートされます。

参照

その他の技術情報

SQL Native Client のプログラミング

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手