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データ変換の変換

データ変換の変換は、入力列のデータを別のデータ型に変換し、新しい出力列にコピーします。たとえば、パッケージで複数の変換元のデータを抽出し、この変換を使用して、列を変換先のデータ ストアで要求されるデータ型に変換できます。1 つの入力列に複数の変換を適用できます。

データ変換の変換は、次の方法で構成できます。

  • 変換するデータが含まれる列と、実行するデータ変換の種類を指定します。
  • 変換出力列が、Microsoft SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) で用意されている、ロケール非依存型の高速な解析ルーチンを使用するか、またはロケール依存型の標準的な解析ルーチンを使用するかを指定します。

この変換を使用すると、パッケージで次の種類のデータ変換を実行できます。

  • データ型を変更します。詳細については、「Integration Services のデータ型」を参照してください。
    ms141706.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    date データ型または datetime データ型にデータを変換する場合、ロケール設定で別の形式が指定されている場合でも、出力列の日付は ISO 形式になります。
  • 文字列データの列の長さ、および数値データの有効桁数と小数点以下桁数を設定します。詳細については、「有効桁数、小数点以下桁数、および長さ (Transact-SQL)」を参照してください。
  • コード ページを指定します。詳細については、「文字列データの比較」を参照してください。
    ms141706.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    文字列データ型の 2 つの列間でコピーを行う場合、それらの列のコード ページは同じである必要があります。

文字列データの出力列の長さが、対応する入力列の長さよりも短い場合、出力データは切り捨てられます。詳細については、「データのエラー処理」を参照してください。

この変換は、1 つの入力、1 つの出力、および 1 つのエラー出力をとります。

データ変換の変換の構成

プロパティを設定するには SSIS デザイナから行うか、またはプログラムによって設定します。

[詳細エディタ] ダイアログ ボックスには、プログラムによって設定できるプロパティが反映されます。[データ変換変換エディタ] ダイアログ ボックスで設定できるプロパティの詳細については、「[データ変換変換エディタ]」を参照してください。

[詳細エディタ] ダイアログ ボックスまたはプログラムで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

プロパティの設定方法の詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

参照

概念

高速解析
パッケージのデータ フローの作成
Integration Services の変換

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手