次の方法で共有


DistributorLogging 要素 (ADF)

アプリケーションで使用するディストリビュータ ログの設定情報について記述します。ここでは、ログに記録する通知配信情報の種類について指定します。

構文

<ApplicationExecutionSettings>
    ...
    <DistributorLogging>

要素の特性

特性 説明

データ型と長さ

なし。

既定値

なし。

個数

ApplicationExecutionSettings 要素につき 1 個 (省略可)。

更新

アプリケーションの更新時に追加および削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

ApplicationExecutionSettings 要素 (ADF)

子要素

LogBeforeDeliveryAttempts 要素 (ADF)

LogStatusInfo 要素 (ADF)

LogNotificationText 要素 (ADF)

解説

ディストリビュータでは、さまざまなレベルのログを管理することで通知の配信情報を追跡できます。この情報は、通知配信のトラブルシューティングが必要な場合や、アプリケーションが通知配信の保証と監査を必要とする場合は、重要です。ディストリビュータのログ記録を構成するには、ApplicationExecutionSettings 要素の DistributorLogging セクションを使用します。詳細については、「ディストリビュータ ログ記録の構成」を参照してください。

DistributorLogging の子要素は、すべて省略可能です。ディストリビュータのログ記録オプションを一切指定しない場合は、ADF から DistributorLogging 要素を除外します。

使用例

DistributorLogging の設定例を次に示します。ここでは、ディストリビュータによって通知の配信前の情報と通知の配信状態がログに記録され、通知テキスト自体は記録されないように指定しています。

<DistributorLogging>
    <LogBeforeDeliveryAttempts>true</LogBeforeDeliveryAttempts>
    <LogStatusInfo>true</LogStatusInfo>
    <LogNotificationText>false</LogNotificationText>
</DistributorLogging>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

ディストリビュータ ログ記録の構成
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手