ComputedField の SqlExpression 要素 (ADF)
フィールドの値を計算する有効な Transact-SQL 式を指定します。
構文
<NotificationClasses>
<NotificationClass>
...
<Schema>
...
<ComputedFields>
<ComputedField>
...
<SqlExpression>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
string。長さは 0 ~ 4,000 文字の範囲です。 |
既定値 |
なし。 |
個数 |
ComputedField 要素につき 1 個 (必須)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に変更できます。ただし、追加と削除はできません。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
Transact-SQL 式は、識別子、値、および演算子から構成されます。データベース エンジンは式を評価して結果を生成します。SELECT ステートメントの一部とすることができる任意の式を使用可能です。式の項は、以下のいずれかです。
- 定数。
- 関数の呼び出し。
- ADF に定義されている通知フィールド (計算フィールド以外)。
- 次の組み込み通知フィールド。
- SubscriberId
- DeviceName
- DeviceTypeName
- DeviceAddress
- SubscriberLocale
- DeliveryChannelName
詳細については、「式 (データベース エンジン)」を参照してください。
SqlExpression 要素を変更した後でアプリケーションを更新すると、対応する通知クラスがいったん削除され、再作成されます。同時に、この通知クラスが使用していた Microsoft SQL Server テーブルも削除され、再作成されます。元の SQL Server テーブルに存在していたすべてのデータは、完全に削除されます。
使用例
次の例は、設定された SqlExpression 要素を示しています。この式は、株価を nvarchar データ型に変換しています。
<SqlExpression>
CONVERT(NVARCHAR(10), StockPrice, 1)
</SqlExpression>
参照
関連項目
その他の技術情報
通知スキーマの定義
CONVERT (Transact-SQL)
式 (データベース エンジン)
インスタンスとアプリケーションの更新