ComputedField 要素 (ADF)
計算通知クラス フィールドの定義を記述します。
構文
<NotificationClasses>
<NotificationClass>
...
<Schema>
...
<ComputedFields>
<ComputedField>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
なし。 |
既定値 |
なし。 |
個数 |
ComputedFields 要素につき 1 個以上 (必須)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に追加および削除できます。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
NotificationClass/Schema/ComputedFields/ComputedField の FieldName 要素 (ADF) |
解説
計算フィールドが通知テーブルに格納されることはありません。計算フィールドの値は、通知データがコンテンツ フォーマッタに渡される直前に算出され、設定されます。
計算フィールドを使用すると、Microsoft SQL Server の計算機能を活用することができます。計算フィールドを使用すると、通知アプリケーションのパフォーマンスを向上させ、コンテンツ フォーマッタで実行する必要がある作業を軽減し、Transact-SQL の豊富な書式設定機能と変換機能を使用できます。
重要 : |
---|
ComputedField 要素を追加または削除した後、アプリケーションを更新すると、対応する通知クラスがいったん削除され、再作成されます。同時に、この通知クラスが使用していた SQL Server テーブルも削除され、再作成されます。アプリケーションを更新する前に、アプリケーション データベースを必ずバックアップしてください。 |
使用例
次の例は、設定された ComputedField 要素を示しています。この計算フィールドでは、株価を書式設定された文字列に変換します。
<ComputedField>
<FieldName>FormattedStockPrice</FieldName>
<SqlExpression>CONVERT(NVARCHAR(10), StockPrice, 1)
</SqlExpression>
</ComputedField>
参照
関連項目
その他の技術情報
CAST および CONVERT (Transact-SQL)
通知スキーマの定義
インスタンスとアプリケーションの更新