LogFile の GrowthIncrement 要素 (ICF)
ログ ファイルがいっぱいになった場合に、ログ ファイルに追加できる容量を指定します。
構文
<Database>
...
<LogFile>
...
<GrowthIncrement>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
string 型 (「解説」を参照してください)。 |
既定値 |
Microsoft SQL Server のインスタンスの既定の拡張増分値。一般的には 10% です。 |
個数 |
LogFile 要素につき 1 個 (省略可)。 |
更新 |
インスタンス更新時の追加、削除、および変更はできません。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
整数値を指定します。単位は、MB、KB、GB、TB、またはパーセンテージ (%) を使用できます。MB、KB、% などのサフィックスを省略した場合、既定では MB が使用されます。% で指定した場合、拡張増分発生時のファイル サイズのうち、指定したパーセンテージ分が、拡張増分のサイズとなります。
拡張増分の最小値は 64 KB です。指定したサイズの値は、最も近い 64 KB の倍数値に丸められます。値に 0 を指定した場合、ファイルの拡張は行われません。
詳細については、「CREATE DATABASE (Transact-SQL)」の growth_increment パラメータの説明を参照してください。
インスタンスの作成後にデータベースを変更する場合は、SQL Server Management Studio などの SQL Server のツールを使用してください。
使用例
この例では、ファイルの拡張増分値として 15% を指定しています。ログの空き領域がなくなるごとに、ログ ファイルは 15% 拡張されます。MaxSize 要素で指定した最大サイズに達すると、それ以上は拡張されません。
<GrowthIncrement>15%</GrowthIncrement>
参照
関連項目
概念
その他の技術情報
CREATE DATABASE (Transact-SQL)
インスタンスとアプリケーションの更新