DefaultFileGroup 要素 (ICF)
インスタンスに対して SQL Server オブジェクトを作成する場合、既定のファイル グループとして使用される NamedFileGroup の値の 1 つを指定します。
構文
<Database>
...
<DefaultFileGroup>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
string。長さは 1 ~ 128 文字の範囲です。 |
既定値 |
DEFAULT。これは Primary ファイル グループを表します。 |
個数 |
Database 要素につき 1 個 (省略可)。 |
更新 |
インスタンスの作成後は、追加、削除、または変更ができません。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
新しいデータベース オブジェクトを作成するときにファイル グループの指定を省略すると、新しいオブジェクトは既定のファイル グループに作成されます。
ファイル グループの使用の詳細については、「ファイルおよびファイル グループについて」を参照してください。
DefaultFileGroup 値を指定する場合、その値は、NamedFileGroup 要素内のいずれかの FileGroupName 値に一致している必要があります。この値は、FileSpec 要素内の LogicalName の値とは異なります。
Database 要素の子要素に記述して指定したデータベース属性を変更する必要がある場合は、SQL Server Management Studio などの SQL Server ツールを使用してください。
使用例
次の例では、既定のファイル グループとして Primary ファイル グループを使用しています。ここに示したように空の要素を指定することも、インスタンス構成ファイル (ICF) から DefaultFileGroup 要素を省略することもできます。
<DefaultFileGroup/>
次の例では、Stock
という名前のファイル グループを既定のファイル グループとして指定しています。
<DefaultFileGroup>Stock</DefaultFileGroup>
参照
関連項目
概念
その他の技術情報
インスタンス データベースの定義
ファイルおよびファイル グループについて