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ChronicleRule の Action 要素 (ADF)

イベント記録ルールで実行するアクションを定義する Transact-SQL ステートメントを記述します。

構文

<EventClasses>
    <EventClass>
        ...
        <ChronicleRule>
            ...
            <Action>

要素の特性

特性 説明

データ型

string。長さは 1 ~ 100,000 文字の範囲です。

既定値

なし。

個数

ChronicleRule 要素につき 1 個 (必須)。

更新

アプリケーションの更新時に変更できます。ただし、追加と削除はできません。

要素の関係

関係 要素

親要素

ChronicleRule 要素 (ADF)

子要素

なし。

解説

Action 要素には、イベント記録を管理する Transact-SQL ステートメント、またはイベント記録を管理するストアド プロシージャの呼び出しを指定することができます。

使用例

次の例は、設定済みの Action 要素を示しています。この Transact-SQL ステートメントは、株価情報が存在しない場合は記録テーブルに行を挿入し、行が存在する場合はその株価情報を更新します。

<Action>
-- Insert New Stock Symbols with Prices
INSERT dbo.StockEventsChron (StockSymbol, StockPrice)
SELECT e.StockSymbol, e.StockPrice
    FROM dbo.StockEvents AS e
    WHERE e.StockSymbol
        NOT IN (SELECT StockSymbol FROM dbo.StockEventsChron);
-- Update Existing Stock Symbols with New Prices
UPDATE dbo.StockEventsChron
    SET StockPrice = e.StockPrice
    FROM dbo.StockEvents AS e 
    JOIN dbo.StockEventsChron AS c
        ON e.StockSymbol = c.StockSymbol
        WHERE e.StockPrice &gt; c.StockPrice;
</Action>

次の例は、イベント記録を管理するストアド プロシージャを呼び出す方法を示しています。

<Action>
EXEC MyStoredProcdure;
</Action>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

イベント記録ルールの定義
イベント クラスの記録の定義
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手