ChronicleRule 要素 (ADF)
イベント記録テーブルのデータを管理するための Transact-SQL ステートメントの定義を 1 つ以上記述します。
構文
<EventClasses>
<EventClass>
...
<ChronicleRule>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ |
なし。 |
既定値 |
なし。 |
個数 |
EventClass 要素につき 1 個 (省略可、「解説」を参照してください)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に追加および削除できます。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
ChronicleRule の RuleName 要素 (ADF) |
解説
イベント記録テーブルを使用する場合は、記録ルールを定義する必要があります。記録ルールには、イベント記録テーブルのデータを操作する Transact-SQL クエリが含まれています。
使用例
次の例は、StockEventChronRule という名前のイベント記録ルールを作成するための ChronicleRule 要素を示しています。このルールは、最初に新しい株式データを記録テーブルに挿入し、次に記録テーブルの既存の株式レコードを更新します。ActionTimeout の値が P0DT00H05M00S であるため、このルールの実行時間は 5 分に制限されます。
<ChronicleRule>
<RuleName>StockEventChronRule</RuleName>
<Action>
-- Insert New Stock Symbols with Prices
INSERT dbo.StockEventsChron (StockSymbol, StockPrice)
SELECT e.StockSymbol, e.StockPrice
FROM dbo.StockEvents AS e
WHERE e.StockSymbol NOT IN
(SELECT StockSymbol FROM dbo.StockEventsChron);
-- Update Existing Stock Symbols with New Prices
UPDATE dbo.StockEventsChron
SET StockPrice = e.StockPrice
FROM dbo.StockEvents AS e
JOIN dbo.StockEventsChron AS c
ON e.StockSymbol = c.StockSymbol
WHERE e.StockPrice > c.StockPrice;
</Action>
<ActionTimeout>P0DT00H05M00S</ActionTimeout>
</ChronicleRule>
参照
関連項目
その他の技術情報
イベント クラスの記録の定義
イベント記録ルールの定義
インスタンスとアプリケーションの更新