Level 関数 (Reporting Services)
更新 : 2007 年 9 月 15 日
再帰型階層の現在の深さのレベルを返します。
構文
Level(Scope)
パラメータ
- Scope
(String) この集計関数の適用先となるレポート アイテムを含むデータセット、グループ、またはデータ領域の名前です。Scope は省略可能です。
戻り値の型
Integer 値を返します。Scope にデータセットまたはデータ領域を指定した場合や、再帰的でないグループ (Parent 要素を持たないグループ) を指定した場合、Level は 0 を返します。Scope を指定しない場合は、現在のスコープのレベルが返されます。Scope パラメータの詳細については、「式でのレポート関数の使用 (Reporting Services)」を参照してください。
解説
Level 関数から返される値は、0 を基準にしています。つまり、階層の最初のレベルは 0 です。
Level 関数は、従業員一覧などの再帰型階層にインデントを付けるために使用できます。再帰型階層の詳細については、「データのグループ化」を参照してください。
Scope に式は指定できません。
使用例
次のコード例では、Employees グループの行のレベルが返されます。
Level("Employees")