レポート マネージャを使用したレポートの検索と表示
更新 : 2006 年 7 月 17 日
レポート マネージャは、レポートの表示機能および管理機能を備えた Web ベースのツールです。レポート マネージャを開くには、Microsoft Internet Explorer 6.0 以降を使用する必要があります。レポート マネージャを開くとき、ブラウザ ウィンドウにレポート マネージャの URL を入力します。レポート サーバーに構成されているレポート マネージャの URL の詳細については、「レポート サーバー仮想ディレクトリの構成」を参照してください。
ロールの割り当てに応じて、レポート マネージャを構成し、レポート サーバーに対する最小限のアクセス権を持つユーザーに、レポートの表示とナビゲーションのサポートを提供できます。大規模なユーザー グループに対して制限のあるアクセス権を構成するには、レポート サーバー フォルダ階層の特定の部分に対して作成したロールの割り当てで、既定の閲覧者ロールを選択します。ロールの割り当てを作成する方法については、「チュートリアル : Reporting Services での権限の設定」を参照してください。
レポートの検索
レポートを選択するには、名前または説明からレポートを検索するか、レポート サーバーのフォルダを参照して目的のレポートを見つけます。
Reporting Services では、パブリッシュされたレポートおよびフォルダは、ファイル システムや Web サイトの階層と類似した階層として表現されます。実行するレポートの場所を特定するには、フォルダ階層を参照して移動します。フォルダ階層で表示されているレポートのすべてにアクセスできるわけではありません。レポートによっては、ユーザー名とパスワードがユーザーに要求され、そのレポートのデータ ソースへのアクセス権がユーザーにあるかどうか、検証が行われるものもあります。
レポート マネージャでのフォルダ ナビゲーションについて
フォルダ階層内を移動するには、[コンテンツ] ページを使用します。[コンテンツ] ページは、レポート マネージャの実行時に自動的に表示されます。[コンテンツ] ページには、フォルダのコンテンツがすべて表示されます。既定では、ルート フォルダ ([ホーム]) が開きます。したがって、[ホーム] の [コンテンツ] ページが、アプリケーションの開始ページになります。詳細については、「[コンテンツ] ページ (レポート マネージャ)」を参照してください。
フォルダ階層内での上位および下位への移動
レポート マネージャには、ファイル管理システムでよく使用されているツリー表示はありません。代わりに、ページの最上部にリンク行としてフォルダ パスが表示されます。ルート フォルダ ([ホーム]) を先頭に、フォルダ名が順に一覧表示されます。各サブフォルダを開くと、ページの最上部のフォルダ パスにフォルダ名が追加されます。レポートを開くと、レポートの名前もフォルダ パスに追加されます。
フォルダ ナビゲーション リンク
フォルダ階層内を移動するには、次の方法を使用します。
- フォルダのコンテンツを表示するには、[コンテンツ] ページでフォルダ名をクリックします。フォルダ ページが開き、フォルダのコンテンツが表示されます。
- 下位の階層に移動するには、現在のフォルダのサブフォルダを開きます。フォルダには、レポート、リソース、共有データ ソース アイテム、およびその他のフォルダが格納されます。任意のフォルダのアイコンをクリックするとそのフォルダが開き、1 階層下位のコンテンツが表示されます。
- 上位の階層に移動するには、ページ最上部のリンク行で、表示したいコンテンツが保存されているフォルダの名前をクリックします。
ブラウザの [戻る] ボタンの使用
レポートは、ブラウザ セッションで常にキャッシュされます。したがって、レポートを開いた場合は、通常、[戻る] ボタンをクリックしてそのレポートに戻ることができます。これは、レポートの実行にユーザー名とパスワードが必要な場合にも当てはまります。表示レポートは、ブラウザを閉じるまで実際には閉じられません。また、[戻る] ボタンを使用して、これまでに開いたフォルダ ページに戻ることもできます。
レポートの実行
レポートが見つかったら、レポート名をクリックするだけで、このレポートを実行できます。レポート マネージャでレポートを開く方法の詳細については、「レポートを開閉する方法 (レポート マネージャ)」を参照してください。
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 7 月 17 日 |
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参照
処理手順
レポート マネージャを起動する方法 (レポート マネージャ)
概念
レポートおよび他のアイテムの検索
既定のセキュリティの使用
レポート マネージャ
サイズの大きなレポートの処理
パラメータ化されたレポートの実行
レポートの表示