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レポート ビルダ ロール

レポート ビルダ ロールは、レポート ビルダでのレポート読み込みタスクのほか、フォルダ階層の表示および移動タスクを含む、定義済みロールです。レポート ビルダでレポートを作成および変更するには、レポート ビルダでレポートをローカルに処理するのに必要な、"レポート定義の実行" タスクを含むシステム ロールも割り当てられている必要があります。

レポート ビルダのタスク

レポート ビルダ ロールの定義に含まれているタスクを、次の表に示します。

タスク 説明

レポートの使用

レポート定義を読み込みます。

レポートの表示

レポートを実行し、レポートのプロパティを表示します。

リソースの表示

リソースおよびリソースのプロパティを表示します。

フォルダの表示

フォルダのコンテンツの表示と、フォルダ階層の参照を行います。

モデルの表示

フォルダ階層のモデルを表示し、モデルをレポートのデータ ソースとして使用し、モデルに対してクエリを実行してデータを取得します。

個別のサブスクリプションを管理

レポートおよびリンク レポートのユーザーが所有するサブスクリプションの作成、表示、変更、および削除と、そのようなサブスクリプションに定義するスケジュールの作成を行います。

レポート ビルダ ロールのカスタマイズ

レポート ビルダ ロールは、必要に応じて変更できます。推奨事項は参照ロールとほぼ同じです。サブスクリプションをサポートしない場合は、"個別のサブスクリプションを管理" タスクを削除し、ユーザーにリソースを表示しない場合は、"リソースの表示" タスクを削除します。表示およびフォルダの移動をサポートするには、"レポートの表示" タスクと "フォルダの表示" タスクを保存します。

このロール定義の中で最も重要なタスクは "レポートの使用" です。このタスクにより、ユーザーはレポート サーバーからレポート ビルダのローカル インスタンスにレポート定義を読み込むことができます。このタスクをサポートしない場合は、このロール定義を削除し、参照ロールを使用してレポート サーバーへの一般的なアクセスをサポートすることができます。

参照

概念

アイテムレベルのタスク
定義済みロールの概要
Reporting Services の権限とセキュリティの管理
レポート ビルダ
レポートおよびレポート定義
モデルのセキュリティ保護

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手