次の方法で共有


共有スケジュールの一時停止と再開

使用中の共有スケジュールを一時停止または再開することができます。共有スケジュールを一時停止することで、レポート処理とサブスクリプションを開始するために使用するスケジュールを一時的に停止します。一時停止や再開を行うことができるのは共有スケジュールだけです。レポート固有スケジュールは一時停止できません。

スケジュールの一時停止と再開の方法

共有スケジュールを一時停止または再開するには、レポート マネージャの [共有スケジュール] ページを使用します。SQL Server Management Studio は使用できません。Management Studio には、スケジュールを一時停止または再開するためのオプションは用意されていません。詳細については、「[共有スケジュール] ページ (レポート マネージャ)」を参照してください。

実行中のレポート処理を一時停止または再開することはできません。一時停止または再開できるのは、SQL Server エージェント サービスのスケジュール キューにあるスケジュールだけです。進行中のジョブは、スケジュール エンジンの対象外です。ただし、実行中のジョブを監視および削除することはできます。詳細については、「実行中の処理の管理」を参照してください。

共有スケジュールが一時停止されている間、スケジュールに関連付けられたすべてのレポート処理は、スケジュールが再開されるまで延期されます。

共有スケジュールを再開すると、レポート サーバーのローカル時刻を使用して、次のスケジュール設定時刻にレポート処理が実行されます。共有スケジュールが一時停止されたことにより、実行されなかったレポートはすべてスキップされます。この原則は、時間ベースのスケジュールおよびイベント ドリブン スケジュールに適用されます。次のイベント (たとえば、スケジュール設定されたレポート キャッシュの更新) が検出されると、スケジュールはレポート処理を開始します。

参照

処理手順

共有スケジュールを作成、削除、または変更する方法 (Management Studio)
共有スケジュールを作成、削除、または変更する方法 (レポート マネージャ)

概念

スケジュールおよび配信のプロセッサ
スケジュールの作成、変更、および削除

その他の技術情報

レポートとサブスクリプションのスケジュール設定

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手