高可用性構成
高可用性構成は、クラスタリングを使用することを除けば、Microsoft SQL Server Notification Services の他の構成に似ています。
フェールオーバー クラスタリング
フェールオーバー クラスタは、Microsoft Cluster Service を実行する独立したサーバーのグループで、共同で 1 つのシステムとして機能します。フェールオーバー クラスタの目的は、サーバーの障害中や計画的な停止の間もアプリケーションを実行し続けることです。クラスタ内の 1 台のサーバーが使用できなくなると、リソースやアプリケーションは別の使用可能なクラスタ ノードに移動します。
Notification Services のクラスタリング ソリューションを効果的なものにするためには、データベースと Notification Services をクラスタ化する必要があります。
フェールオーバー クラスタリングの最初の図は、シングルサーバー構成をクラスタ化したものです。Notification Services とデータベースは同一のノードに存在します。一方のノードで障害が発生すると、もう一方のノードがすべての処理を引き受けます。サブスクリプション管理アプリケーションなどの外部アプリケーションは、クラスタを表す仮想サーバー名に接続します。
.gif "クラスタ化シングルサーバー構成")
フェールオーバー クラスタリングの次の図は、リモート データベース構成をクラスタ化したものです。この例では、データベースは 2 ノードのフェールオーバー クラスタにあり、Notification Services も 2 ノードのフェールオーバー クラスタを使用しています。サブスクリプション管理アプリケーションなどの外部アプリケーションは、SQL Server フェールオーバー クラスタの仮想名を使用して SQL Server に接続します。
.gif "クラスタ化リモートサーバー構成")
その他の高可用性構成
ログ配布など、SQL Server に用意されているその他の高可用性オプションを使用することもできます。詳細については、「高可用性の維持」を参照してください。
参照
処理手順
概念
ハードウェア構成
Notification Services に関する注意点
データベースに関する注意点
データベース リソースの計画