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レッスン 4 : テーブル データ領域の追加

クエリを定義したら、レポート レイアウトの定義を開始できます。レポートのレイアウトは、テーブル、テキスト ボックス、画像、およびレポートに必要なその他のアイテムで構成されます。Reporting Services では、繰り返されるデータ行をデータセットから取り込むアイテムをデータ領域と呼びます。レポートのレイアウトを作成するには、データ領域とその他のレポート アイテムを、[レイアウト] タブのデザイン画面にドラッグ アンド ドロップします。データ領域を追加した後は、各データ領域に追加するフィールドを選択できます。

テーブルのデータ領域とフィールドをレポート レイアウトに追加するには

  1. [レイアウト] タブをクリックします。

  2. [ツールボックス][テーブル] をクリックし、デザイン画面をクリックします。デザイン画面の幅に合わせた、3 列のテーブルが作成されます。

    ms167503.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    デザイン領域の左側に [ツールボックス] タブが表示されます。ツールボックスを開くには、ポインタを [ツールボックス] タブの上に移動させます。[ツールボックス] が表示されない場合は、[表示] メニューの [ツールボックス] をクリックします。
  3. [データセット] ウィンドウでレポートのデータセットを展開し、フィールドを表示します。

    ms167503.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    [データセット] ウィンドウが表示されない場合は、[表示] メニューの [データセット] をクリックします。
  4. [データセット] ウィンドウの OrderDate フィールドを、テーブルの最初の列の中央行 (詳細) にドラッグします。

    このフィールドを中央のセルにドラッグすると、2 つの結果が得られます。まず、詳細セルに "=Fields!OrderDate.Value" と表示されます。この文字列は、OrderDate フィールドにデータ値を指定する、フィールドの式です。"詳細" 行にフィールドを追加すると、そのフィールドは必ず式として表されます。次に、列ヘッダー値が最初の行 (フィールドの式のすぐ上) に自動的に配置されます。既定では、この列がフィールド名になります。

  5. [データセット] ウィンドウの SalesOrderNumber フィールドを、テーブルの 2 番目の列の中央行 (詳細) にドラッグします。

  6. [データセット] ウィンドウの TotalDue フィールドを、テーブルの 3 番目のカラムの中央行 (詳細) にドラッグします。

    ms167503.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    このチュートリアルでは、クエリのフィールドをすべて使用するわけではありません。他のフィールドは、この後のチュートリアルで使用します。

次の図は、OrderDate、SalesOrderNumber、および TotalDue フィールドを使用して作成したテーブル データ領域を示しています。

フィールドを示すテーブル データ領域

次の作業

レポートのレイアウトを正常に定義しました。次に、レポートをプレビューしてその外観を確認します。「レッスン 5 : 基本レポートのプレビュー」を参照してください。

参照

概念

チュートリアル : 基本的なレポートの作成

その他の技術情報

Reporting Services での式の使用
テーブル データ領域の処理
レポート データセットのフィールドの操作
データ領域の処理
レポートのレイアウトおよび表示について
データ領域について

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手