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XDR 注釈 (SQLXML 4.0 では非推奨)

ms171722.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
このトピックは、レガシ アプリケーションの参照用として用意されています。この機能は今後更新されません。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、注釈付き XSD スキーマを使用して XML ビューを作成してください。詳細については、「注釈付き XSD スキーマの概要 (SQLXML 4.0)」を参照してください。既存の注釈付き XDR スキーマは、XSD スキーマに変換できます。詳細については、「注釈付き XDR スキーマから同等の XSD スキーマへの変換 (SQLXML 4.0)」を参照してください。

Microsoft SQL Server 2005 では、SQL Server 2000 で最初に導入された XDR スキーマ言語に対する多くの注釈が引き続き提供されます。XDR スキーマでこれらの注釈を使用して、XML とリレーショナルのマッピングを指定できます。これには、XDR スキーマ内の要素および属性から、データベース内のテーブル (ビュー) および列へのマッピングが含まれます。既定では、注釈付きスキーマ内の要素名は、指定のデータベース内のテーブル (ビュー) 名にマップされ、属性名は列名にマップされます。これらの注釈を使用して、データベース内のリレーションシップを表す階層リレーションシップを XML 内に指定することもできます。

次の表は、注釈の一覧です。

注釈 説明 トピック

sql:relation

XML アイテムをデータベース テーブルにマップします。

sql:relation の使用 (XDR スキーマ)

sql:field

XML アイテムとデータベース列をマップします。

sql:field の使用 (XDR スキーマ)

sql:is-constant

どのテーブルにもマップされない XML 要素を作成します。要素は、クエリ出力に表示されます。

sql:is-constant を使用した、定数要素の作成 (XDR スキーマ)

sql:map-field

スキーマのアイテムを結果から除外します。

sql:map-field を使用した、結果の XML ドキュメントからのスキーマ要素の除外 (XDR スキーマ)

<sql:relationship>

XML 要素間のリレーションシップを指定します。リレーションシップの確立には、keykey-relationforeign-key および foreign-relation 属性を使用します。

sql:relationship を使用した、リレーションシップの指定 (XDR スキーマ)

sql:limit-fieldsql:limit-value

制限値に基づいて戻り値を制限します。

sql:limit-field および sql:limit-value を使用した、値のフィルタ選択 (XDR スキーマ)

sql:key-fields

テーブル内の行を一意に識別する列を指定します。

sql:key-fields を使用した、キー列の指定 (XDR スキーマ)

sql:target-namespace

既定の名前空間の要素と属性を、クエリ結果の別の名前空間に配置します。

sql:target-namespace を使用した、対象名前空間の指定 (XDR スキーマ)

sql:id-prefix

有効な XML ID、IDREF、および IDREFS を作成します。ID、IDREF、および IDREFS の値の前に文字列を付加します。

sql:id-prefix を使用した、有効な ID 型、IDREF 型、IDREFS 型の属性の作成 (XDR スキーマ)

sql:use-cdata

XML ドキュメント内の特定の要素に、CDATA セクションを使用するよう指定します。

sql:use-cdata を使用した、CDATA セクションの作成 (XDR スキーマ)

sql:url-encode

XML の要素および属性を SQL Server の BLOB 列にマップする場合に、後で BLOB データを使用できるよう参照 (URI) を返すことを要求します。

sql:url-encode を使用した、BLOB データへの URL 参照の要求 (XDR スキーマ)

sql:overflow-field

オーバーフローしたデータを含むデータベース列を識別します。

sql:overflow-field を使用した、未使用データの取得 (XDR スキーマ)

ms171722.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
このセクションのトピックで提供されるすべての例では、それぞれの注釈付き XDR スキーマに対して、単純な XPath クエリを指定します。前提条件として、XPath 言語について理解していることが必要です。詳細については、「SQLXML 4.0 での XPath クエリの使用」を参照してください。