XSL のキャッシュ (SQLXML 4.0)
XSL スタイル シートをキャッシュすると、パフォーマンスが向上します。XSL のキャッシュを ON に設定している場合、XSL スタイル シートは初回実行時にメモリに残るので、以降の処理でパフォーマンスが向上します。既定の設定は ON です。
XSL のキャッシュ サイズは、レジストリに次のキーを追加することで設定できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSSQLServer\Client\SQLXML4\XSLCacheSize
注意 : |
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レジストリを誤って編集すると、システムに重大な障害が発生する場合があります。レジストリを変更する前に、コンピュータ上のすべての重要なデータをバックアップしてください。 |
XSL のキャッシュ サイズは、使用できるメモリと使用している XSL スタイル シートの数に基づいて設定します。XSLCacheSize サイズの既定値は 31 です。XSL のアクセスが遅い場合はキャッシュ サイズを増やし、メモリが少ない場合はキャッシュ サイズを減らします。
適切なパフォーマンスを得るには、XSLCacheSize を、通常使用する XSL スタイル シートの数より多めに設定することをお勧めします。使用する XSL スタイル シートの数より XSLCacheSize の値が小さいと、XSL スタイル シートが増えたときにパフォーマンスが低下します。XSLCacheSize には、128 までの値を設定できます。
キャッシュされた XSL スタイル シートが使用されるときには、毎回 XSL ファイルの変更回数がチェックされ、更新が必要かどうかが決定されます。これは、ディスク コピーがキャッシュ コピーより新しいためです。
参照
関連項目
テンプレートのキャッシュ (SQLXML 4.0)
スキーマのキャッシュ (SQLXML 4.0)