次の方法で共有


テンプレートのキャッシュ (SQLXML 4.0)

テンプレートをキャッシュすると、パフォーマンスが大幅に向上します。テンプレートのキャッシュを設定している場合、テンプレートは初回実行時にメモリに残るので、以降のテンプレート実行でパフォーマンスが向上します。

テンプレートのキャッシュ サイズは、レジストリに次のキーを追加することで設定できます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSSQLServer\Client\SQLXML4\TemplateCacheSize
ms171865.Caution(ja-jp,SQL.90).gif注意 :
レジストリを誤って編集すると、システムに重大な障害が発生する場合があります。レジストリを変更する前に、コンピュータ上のすべての重要なデータをバックアップしてください。

テンプレートのサイズは、使用できるメモリと使用しているテンプレートの数に基づいて設定します。TemplateCacheSize サイズの既定値は 31 です。テンプレートのアクセスが遅い場合はキャッシュ サイズを増やし、メモリが少ない場合はキャッシュ サイズを減らします。

適切なパフォーマンスを得るには、TemplateCacheSize を、通常使用するテンプレートの数より多めに設定することをお勧めします。使用するテンプレートの数より TemlateCacheSize の値が小さいと、テンプレートが増えたときにパフォーマンスが低下します。TemplateCacheSize には、128 までの値を設定できます。

キャッシュされたテンプレートが使用されるときには、毎回テンプレート ファイルの変更回数がチェックされ、更新が必要がどうかが決定されます。これは、ディスク コピーがキャッシュ コピーより新しいためです。

ms171865.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
テンプレートのパラメータとコマンド プロパティはキャッシュされません。

参照

関連項目

スキーマのキャッシュ (SQLXML 4.0)
XSL のキャッシュ (SQLXML 4.0)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手