データベース システム名の指定
更新 : 2006 年 7 月 17 日
Notification Services のインスタンスを構成する場合は、インスタンスとアプリケーション データを格納する SQL Server データベース エンジンのインスタンスを指定する必要があります。
インスタンスとアプリケーション メタデータのストレージ
Notification Services のインスタンスにはそれぞれ、インスタンス メタデータとサブスクライバ データがあります。各アプリケーションには、アプリケーション メタデータ、イベント、サブスクリプション、および通知データがあります。Notification Services はこのデータを 1 つ以上の SQL Server データベースに格納し、Notification Services インスタンスに関する一部の情報を msdb データベースに格納します。
データベース システムの指定
Notification Services のインスタンスを構成する場合は、SQL Server インスタンス名を指定します。この値は、インスタンスとアプリケーション データをホストするデータベース エンジンのインスタンスを指定します。インスタンスを作成すると、Notification Services は指定されたデータベース エンジンのインスタンスでデータベースを作成または更新してから、msdb データベースを更新します。
データベース エンジンがローカル サーバーとリモート サーバーのどちらにあるかによって、DBServer01\inst2 などの SQL Server インスタンス名を指定する必要があります。.
や localsystem
などの IP アドレスや別名は指定できません。
高可用性構成の場合、フェールオーバー クラスタにデータベースがある場合があります。データベースがフェールオーバー クラスタにある場合は、データベース システム名に SQL Server 仮想サーバー名を使用します。
データベース エンジンのインスタンスがリモート サーバーにあり、データベースへの接続にポート 1433 を使用しない場合は、tcp:computerName,portNumber\instanceName の形式でポート番号を指定できます。
データベース システムを定義するには
XML で Notification Services のインスタンスを構成している場合は、インスタンス構成ファイル (ICF) でデータベース システム名を指定します。詳細については、「SqlServerSystem 要素 (ICF)」を参照してください。
プログラムで Notification Services のインスタンスを構成している場合は、Notification Services のインスタンスをホストする SQL Server のインスタンスに接続します。詳細については、「SQL Server のインスタンスへの接続」を参照してください。
参照
概念
インスタンス名の指定
インスタンス データベースの定義
アプリケーションとインスタンスの関連付け
カスタム配信プロトコルの定義
配信チャネルの定義
引数の暗号化の構成
インスタンスのバージョンと履歴の指定
インスタンス構成ファイルでのパラメータの使用
ハードウェア構成
その他の技術情報
Notification Services のインスタンスの構成
SqlServerSystem 要素 (ICF)
インスタンス構成ファイルのテンプレート