バージョン情報の設定と取得
バージョン情報には、ソース管理の対象であるファイルの履歴と現在のステータスが記録されています。Microsoft Visual SourceSafe では、ソース管理の対象であるすべてのファイルについて包括的な履歴が保持されるため、1 つ以上のファイルの変化を論理的に追跡できます。この情報を使用して、ファイルのあらゆるバージョンのローカル コピーを取得したり、任意の 2 つのファイル バージョンを比較したりすることができます。
ファイル履歴には、次の情報が含まれています。
- バージョン番号。この番号により、同じファイルの他のバージョンとの間で順序を識別します。
- 実行されたアクション。追跡される操作には、ファイルの作成、チェックイン、削除が含まれます。
- ファイルを対象とするアクションを実行したユーザーの名前。
- 操作が実行された日付と時刻。
Visual SourceSafe では、現在読み込まれているソリューションの現在のステータス情報も保持されます。この情報によって、ファイルの現在のステータスを示すスナップショットが作成されます。このスナップショットには、以下の項目が含まれます。
- ファイルをチェックアウトしたユーザーの ID
- 選択したファイルの最新のバージョン番号
- バージョンの作成日
- バージョンに関するユーザー コメント
- ファイルを共有するプロジェクトへのパス
このセクションの内容
- ファイルの履歴を表示する方法
- プロジェクトの履歴を表示する方法
- ファイルの状態を表示する方法
- ファイルを取得する方法
- 特定のバージョンを最新バージョンとして指定する方法
- ファイルを比較する方法
- ファイルを共有する方法
- レポートを表示および印刷する方法