特定のタスクに対する権限の付与
Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) へのログオン アカウントを使用して、バックアップ ファイルにアクセスするか、特定の Microsoft SQL Server データベースでクエリ ログ テーブルを操作する必要がある場合は、そのログオン アカウントに追加の権限を付与する必要があります。
バックアップ ファイルの書き込みまたは読み取りに必要な権限の付与
Analysis Services ログオン アカウントには、バックアップ ファイルにアクセスするために次の権限が必要です。
- データベースのバックアップを実行するには、Analysis Services ログオン アカウントに、指定の場所でバックアップ ファイルを作成するためのファイル レベルの権限が必要です。
- データベースの復元を実行するには、Analysis Services ログオン アカウントに、バックアップ ファイルの読み取り権限が必要です。
また、NTFS ファイル システムを使用すると、バックアップ ファイルの格納場所をセキュリティで保護したり、権限のないユーザーがバックアップ ファイルにアクセスできないようにすることができます。
クエリ ログ テーブルの書き込みおよび作成に必要な権限の付与
Analysis Services ログオン アカウントには、指定の SQL Server データベースのクエリ ログ テーブルに対する書き込み権限が必要です。このテーブルがまだ存在しておらず、作成する必要がある場合は、Analysis Services ログオン アカウントに、指定の SQL Server データベース内でテーブルを作成するための権限も必要です。
メモ : |
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クエリ ログ テーブルのセキュリティ保護は、SQL Server データベース管理者が担当します。 |
書き戻しテーブルへの書き込みに必要な権限の付与
ディメンションまたはキューブ内で書き戻しが有効な場合は、Analysis Services ログオン アカウントに、指定の SQL Server データベースの書き戻しテーブルに対する書き込み権限が必要です。このテーブルがまだ存在しておらず、作成する必要がある場合は、Analysis Services ログオン アカウントに、指定の SQL Server データベース内でテーブルを作成するための権限も必要です。
メモ : |
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書き戻しテーブルのセキュリティ保護は、SQL Server データベース管理者が担当します。 |
参照
概念
ログオン アカウントの選択
ログオン アカウントに対するネットワーク リソース アクセス権の許可