DATEADD (Transact-SQL)
更新 : 2006 年 4 月 14 日
指定された日付にある期間を加えた新しい datetime 型の値を返します。
構文
DATEADD (datepart , number, date )
引数
datepart
新しい値を返す日付の要素を指定するパラメータです。次の表に、日付の要素 (datepart) と Microsoft SQL Server 2005 で認識される省略形を示します。datepart 省略形 year
yy, yyyy
quarter
qq, q
month
mm, m
dayofyear
dy, y
day
dd, d
week
wk, ww
weekday
dw, w
hour
hh
minute
mi, n
second
ss, s
millisecond
ms
- number
datepart に加算される値です。整数以外の値を指定すると、値の小数部が破棄されます。たとえば、datepart に day を指定し、number に 1.75 を指定した場合、date は 1 ずつ増加します。
date
datetime 型または smalldatetime 型の値を返す式、または日付形式の文字列です。日付の指定方法の詳細については、「日付と時刻 (Transact-SQL)」を参照してください。年を下 2 桁のみで指定した場合、その数値が two digit year cutoff 構成オプションに指定されている終了年の下 2 桁の数値以下であれば、終了年と同じ世紀であると見なされます。終了年の下 2 桁の数値より大きい場合は、終了年の世紀の前の世紀であると見なされます。たとえば、two-digit year cutoff が 2049 (既定) であるとすると、49 は 2049 と認識され、2050 は 1950 と認識されます。このあいまいな状態を避けるためには、4 桁の西暦を使用して表記します。
戻り値の型
datetime を返します。ただし、date 引数が smalldatetime 型の場合は、smalldatetime 型を返します。
解説
datepart が月の場合、その月の日数が結果に反映されます。たとえば、8 月は 31 日、9 月は 30 日あります。次の両方のステートメントでは、2006-09-30 00:00:00.000
が返されます。
SELECT DATEADD(month, 1, '08/30/2006')
SELECT DATEADD(month, 1, '08/31/2006')
つまり、8 月の末日に 1 か月を追加すると、9 月の末日が返されます。
例
次の例では、AdventureWorks
データベース内の注文のタイムフレームの一覧を出力します。このタイムフレームは、データ上の注文日に 21
日を加えた日付になります。
USE AdventureWorks;
GO
SELECT DATEADD(day, 21, OrderDate)AS TimeFrame
FROM Sales.SalesOrderHeader;
GO
参照
関連項目
CAST および CONVERT (Transact-SQL)
データ型 (Transact-SQL)
日付と時刻関数 (Transact-SQL)
その他の技術情報
ISO 8601 形式
アルファベット日付形式
数値日付形式
ODBC 日付時刻形式
時刻形式
区切りのない文字列形式
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 4 月 14 日 |
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