更新 : 2005 年 12 月 5 日
データベース コピー ウィザードで、2 つの方法のうち 1 つを選択します。
考慮すべき問題点
| 項目 | 考慮事項 |
|---|---|
フルテキスト カタログ |
SQL 管理オブジェクト (SMO) の方法を使用してフルテキスト カタログを移動する場合は、移動した後で、インデックスを再度作成する必要があります。デタッチおよびアタッチによる方法を使用する場合、フルテキスト カタログは手動で移動する必要があります。フルテキスト カタログの移動方法の詳細については、「データベース ファイルの移動」を参照してください。 |
Microsoft SQL Server 2005 の 64 ビット版 |
64 ビット プロセッサ構成ではデタッチおよびアタッチによる方法を使用してください。 |
データベース拡張プロパティ |
SMO の方法では、データベース オブジェクトの拡張プロパティは転送されますが、データベース自身の拡張プロパティは転送されません。デタッチおよびアタッチによる方法では、すべての拡張プロパティがコピーされます。 |
オプション
[デタッチ後にアタッチする方法を使用する]
コピー元サーバーのデータベースをデタッチし、データベース ファイル (.mdf、.ndf、.ldf) をコピー先サーバーにコピーした後、データベースをコピー先サーバーにアタッチします。主な処理はコピー元ディスクを読み取り、コピー先ディスクに書き込むだけなので、通常は高速に処理されます。データベース内にオブジェクトを作成したり、データ ストレージ構造体を作成したりするために必要な SQL Server ロジックは不要です。割り当てられていても未使用の領域がデータベースに多く存在する場合、この方法では処理が遅くなることがあります。たとえば、100 MB の割り当てで作成され 5 MB しか使用されていないような、ほとんど空の新しいデータベースでも、100 MB 全体がコピーされます。コピー先サーバーでは、コピー元サーバーのデータベース ファイルのアクセス権限 (コピーの場合は ReadOnly、移動の場合は ReadWrite) とコピー先サーバーのデータベース ファイルのアクセス権限 (ReadWrite) を持つ Integration Services プロキシ アカウントで、関連するジョブを実行する必要があります。
メモ :この方法の場合、転送中はユーザーがデータベースを使用できなくなります。
- [失敗した場合にソース データベースを再アタッチする]
データベースのコピー時には、元のデータベース ファイルが必ずコピー元サーバーに再アタッチされます。データベースの移動を完了できない場合に元のファイルをソース データベースに再アタッチするには、このチェック ボックスをオンにします。
[SQL 管理オブジェクトの方法を使用する]
コピー元データベースの各データベース オブジェクトの定義を読み取って、コピー先データベースに各オブジェクトを作成します。その後、コピー元テーブルのデータをコピー先テーブルに転送し、インデックスとメタデータを再作成します。
メモ :データベース ユーザーは転送中もデータベースにアクセスできます。