sys.dm_os_memory_cache_entries
キャッシュ内のすべてのエントリに関する情報を返します。このビューを使って、キャッシュ エントリとそれらに関連するオブジェクトをトレースできます。また、キャッシュ エントリに関する統計を取得することもできます。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
cache_address |
varbinary(8) |
キャッシュのアドレス。NULL 値は許可されません。 |
name |
nvarchar(256) |
キャッシュの名前。NULL 値は許可されません。 |
type |
varchar(60) |
キャッシュの種類。NULL 値は許可されません。 |
in_use_count |
int |
キャッシュ エントリの同時実行ユーザーの数。NULL 値は許可されません。 |
is_dirty |
bit |
1 = キャッシュ エントリには、保存されていない変更があります。 NULL 値は許可されません。 |
entry_address |
varbinary(8) |
キャッシュ エントリの記述子のアドレス。NULL 値は許可されません。 |
entry_data_address |
varbinary(8) |
キャッシュ エントリ内のユーザー データのアドレス。 0x00000000 = エントリ データ アドレスは使用できません。 NULL 値は許可されません。 |
in_use_count |
int |
キャッシュ エントリの同時実行ユーザーの数。NULL 値は許可されません。 |
is_dirty |
bit |
キャッシュ エントリに、保存されていない変更があるかどうか。NULL 値は許可されません。 |
disk_ios_count |
int |
キャッシュ エントリに関連して発生した I/O の数。NULL 値は許可されません。 |
context_switches_count |
int |
キャッシュ エントリに関連して発生したコンテキスト切り替えの数。NULL 値は許可されません。 |
original_cost |
int |
キャッシュ エントリの元のコスト。この値は、発生した I/O の数、CPU 命令コスト、およびコンテキスト切り替え数の概数です。コストが大きいほど、アイテムがキャッシュから削除される可能性は低くなります。NULL 値は許可されません。 |
current_cost |
int |
キャッシュ エントリの現在のコスト。この値はエントリの削除プロセス中に更新されます。現在のコストは、エントリが再利用されると元の値にリセットされます。NULL 値は許可されません。 |
memory_object_address |
varbinary(8) |
関連するメモリ オブジェクトのアドレス。NULL 値は許可されます。 |
pages_allocated_count |
bigint |
キャッシュ エントリを格納する 8 KB ページの数。NULL 値は許可されません。 |
entry_data |
nvarchar(2048) |
キャッシュ エントリのシリアル化された表示。この情報は、キャッシュの実装に依存します。NULL 値は許可されます。 |
権限
サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。
参照
関連項目
動的管理ビューと動的管理関数
SQL Server オペレーティング システム関連の動的管理ビュー