データをインポートまたはエクスポートするためのデータ形式

ここでは、データ ファイルの書式設定に関する要件、および bcp ユーティリティを使用してデータをエクスポートするときに、データ フィールドの形式を対話的に指定する方法について説明します。

Microsoft SQL Server のデータ型の詳細については、「データ型 (Transact-SQL)」を参照してください。

メモ :
bcp コマンド、BULK INSERT ステートメント、および INSERT ... SELECT * FROM OPENROWSET(BULK...) ステートメントでは、フォーマット ファイルと呼ばれる特殊なファイルを使用して、データ ファイル内のフィールドごとにフォーマット情報を格納することができます。フォーマット ファイルは、SQL Server のインスタンスからデータを一括エクスポートしたり、このインスタンスにデータを一括インポートしたりするのに必要なすべてのフォーマット情報を指定するために使用できます。詳細については、「データのインポートまたはエクスポート用のフォーマット ファイル」を参照してください。

このセクションのトピックでは、次の内容について説明します。

トピック	説明
一括エクスポートまたは一括インポートのデータの準備	一括エクスポート操作または一括インポート操作の要件および考慮事項について説明します。
ネイティブ形式、文字形式、または Unicode 形式の使用	データを一括エクスポートまたは一括インポートするときにデータ形式を使用して作業する方法について説明します。
bcp を使用した互換性のためのデータ形式の指定	別のデータベース プログラムなどの別のプログラムにインポートするデータをエクスポートするときに、データ形式を記述する方法について説明します。
一括インポート中の NULL の保持または既定値の使用	一括インポート操作により、インポート先のテーブルで指定されている任意の既定の定義が使用されるかどうか、またはデータ ファイルで検出される任意の NULL 値が保持されるかどうかを制御するためのガイドラインについて説明します。
一括インポート中の NULL の保持または既定値の使用	一括インポート操作により、データ ファイルで検出される任意の ID 値が保持されるかどうかを制御するためのガイドラインについて説明します。
ラージ オブジェクト データの一括インポート	画像データの一括インポートについて説明します。

参照

概念

データの一括インポートに関する基本的なガイドライン

その他の技術情報

bcp ユーティリティ
BULK INSERT (Transact-SQL)
一括コピー関数
BulkCopy Object
INSERT (Transact-SQL)
OPENROWSET (Transact-SQL)
一括コピー操作の実行 (ODBC)
テーブル ヒント (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手