インデックス操作の復旧モデルの選択

ログに完全に記録される、大規模なインデックス操作を行うと、場合によっては、大きなデータ負荷が生じる可能性があります。その結果、インデックス操作がオンラインで行われても、オフラインで行われても、トランザクション ログがすぐにいっぱいになることがあります。このことが、パフォーマンスに影響する場合があります。インデックス操作中に、データベースの復旧モデルを一括ログまたは単純に設定することにより、このようなインデックス操作のログ記録を最小限に抑えることができます。最小ログ記録は完全ログ記録よりも効率的なので、インデックス操作によってログ領域がいっぱいになる可能性を低減できます。

インデックス操作のログ記録

次の表に、インデックス操作と、各データベースの復旧モデルでインデックス操作に使用できるログ記録の種類を一覧します。これらの復旧モデルは、オンラインとオフラインのどちらのインデックス操作でもサポートされます。

インデックス操作 完全 一括ログ 単純

ALTER INDEX REORGANIZE

すべてログに記録

すべてログに記録

すべてログに記録

ALTER INDEX REBUILD

すべてログに記録

最小限ログに記録

最小限ログに記録

CREATE INDEX

すべてログに記録

最小限ログに記録

最小限ログに記録

DBCC INDEXDEFRAG

すべてログに記録

すべてログに記録

すべてログに記録

DBCC DBREINDEX

すべてログに記録

最小限ログに記録

最小限ログに記録

DROP INDEX

インデックス ページの割り当て解除はすべてログに記録されます。新しいヒープの再構築は、適用可能であれば、すべてログに記録されます。

インデックス ページの割り当て解除はすべてログに記録されます。新しいヒープの再構築は、適用可能であれば、最小限ログに記録されます。

インデックス ページの割り当て解除はすべてログに記録されます。新しいヒープの再構築は、適用可能であれば、最小限ログに記録されます。

詳細については、「データベースの復旧モデルの選択」を参照してください。

参照

概念

最小ログ記録操作

その他の技術情報

CREATE INDEX (Transact-SQL)
ALTER INDEX (Transact-SQL)
ALTER DATABASE (Transact-SQL)
DROP INDEX (Transact-SQL)
DBCC INDEXDEFRAG (Transact-SQL)
DBCC DBREINDEX (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手