IDTSInput100 インターフェイス
実行時に PipelineBuffer オブジェクトの形式でコンポーネントに提供されたデータを表す列のコレクションが含まれます。
名前空間: Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline.Wrapper
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap (Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap.dll)
構文
'宣言
<GuidAttribute("24C64129-7317-4E2F-AAF2-80964796E3AE")> _
Public Interface IDTSInput100 _
Inherits IDTSObject100
'使用
Dim instance As IDTSInput100
[GuidAttribute("24C64129-7317-4E2F-AAF2-80964796E3AE")]
public interface IDTSInput100 : IDTSObject100
[GuidAttribute(L"24C64129-7317-4E2F-AAF2-80964796E3AE")]
public interface class IDTSInput100 : IDTSObject100
[<GuidAttribute("24C64129-7317-4E2F-AAF2-80964796E3AE")>]
type IDTSInput100 =
interface
interface IDTSObject100
end
public interface IDTSInput100 extends IDTSObject100
IDTSInput100 型は、以下のメンバーを公開しています。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Buffer | IDTSInput100 オブジェクトに割り当てられ、ProcessInput メソッドでコンポーネントに提供される PipelineBuffer の ID を取得します。 | |
BufferBase | インフラストラクチャです。 | |
Component | IDTSInput100 オブジェクトの IDTSComponentMetaData100 を取得します。 | |
CustomPropertyCollection | IDTSInput100 オブジェクトの IDTSCustomPropertyCollection100 オブジェクトを取得します。 | |
Dangling | 入力がアタッチされていない可能性があることをデータ フロー エンジンに通知する値を取得します。値の設定も可能です。 | |
Description | IDTSInput100 オブジェクトの説明を取得します。値の設定も可能です。 | |
Description | IDTSObject100 の説明を取得します。値の設定も可能です。 (IDTSObject100 から継承されています。) | |
ErrorOrTruncationOperation | PipelineBuffer 行の処理中に発生するエラーまたは切り捨ての種類を指定する String を取得します。値の設定も可能です。 | |
ErrorRowDisposition | PipelineBuffer オブジェクトからの行の処理時に発生するエラー状況をコンポーネントがどのように処理するかを指定する値を DTSRowDisposition 列挙から取得します。値の設定も可能です。 | |
ExternalMetadataColumnCollection | コンポーネントが外部データ ソースに接続されていない場合に IDTSInputColumnCollection100 を検証するために使用される、外部データ ソースの列を反映した列のコレクションを取得します。 | |
HasSideEffects | データ フロー コンポーネントの出力が下流コンポーネントにアタッチされておらず、データ フロー タスクの RunInOptimizedMode プロパティが true の場合に、データ フロー コンポーネントをデータ フロー タスクの実行プランから削除するか、または実行プランに残すかを示す値を取得します。値の設定も可能です。 | |
ID | IDTSInput100 オブジェクトの ID を取得します。値の設定も可能です。 | |
ID | IDTSObject100 オブジェクトの ID を取得します。値の設定も可能です。 (IDTSObject100 から継承されています。) | |
IdentificationString | IDTSInput100 オブジェクトを一意に識別する String を取得します。 | |
IdentificationString | IDTSObject100 を一意に識別する文字列を取得します。 (IDTSObject100 から継承されています。) | |
InputColumnCollection | IDTSInput100 オブジェクトの IDTSInputColumnCollection100 を取得します。 | |
IsAttached | IDTSInput100 が IDTSPath100 オブジェクトを介して上流コンポーネントにアタッチされるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsSorted | IDTSInputColumnCollection100 の列を並べ替えるかどうかを示す値を取得します。 | |
Name | IDTSInput100 オブジェクトの名前を取得します。値の設定も可能です。 | |
Name | IDTSObject100 オブジェクトの名前を取得します。値の設定も可能です。 (IDTSObject100 から継承されています。) | |
ObjectType | IDTSInput100 オブジェクトの DTSObjectType を取得します。 | |
ObjectType | IDTSObject100 の ObjectType プロパティを取得します。 (IDTSObject100 から継承されています。) | |
SourceLocale | IDTSInput100 オブジェクトのロケールを取得します。 | |
TruncationRowDisposition | コンポーネントが PipelineBuffer からの行の処理中に発生する切り捨ての処理方法を決定する値を取得します。値の設定も可能です。 |
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説明
IDTSInput100 オブジェクトは、2 つのコンポーネント間の接続ポイントを表し、上流コンポーネントの IDTSOutput100 に接続されると、2 つのコンポーネント間のデータのフローを確立します。IDTSInput100 と IDTSOutput100 間の接続は、IDTSPath100 オブジェクトを介して確立されます。入力は、IDTSPath100 オブジェクトの EndPoint プロパティを表します。
デザイン時に、入力の接続先である出力の IDTSOutputColumnCollection100 の列は、コンポーネントで使用するために選択されます。これらの列は、コンポーネントの実行時にコンポーネントで利用できるようになります。
使用例
次のコード例では、ProvideComponentProperties メソッドでコレクションに入力を追加しているコンポーネントを示しています。
using System;
using Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline;
public class DtsSampleComponent : PipelineComponent
{
public override void ProvideComponentProperties()
{
IDTSInput100 input = ComponentMetaData.InputCollection.New();
input.Name = "SampleComponentInput0";
}
}
Imports System
Imports Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline
Public Class DtsSampleComponent
Inherits PipelineComponent
Public Overloads Overrides Sub ProvideComponentProperties()
Dim input As IDTSInput100 = ComponentMetaData.InputCollection.New
input.Name = "SampleComponentInput0"
End Sub
End Class