レッスン 2 : 発信先メッセージ交換オブジェクトの作成
このレッスンでは、データベースを別のデータベースからのメッセージ交換の発信先にすることを可能にするすべてのオブジェクトを構築する方法を学習します。
手順
TargetDB データベースへの切り替え
次のコードをコピーし、クエリ エディタ ウィンドウに貼り付けます。次にこのコードを実行し、コンテキストを TargetDB データベースに切り替えます。
USE TargetDB; GO
メッセージ型の作成
次のコードをコピーし、クエリ エディタ ウィンドウに貼り付けます。次にこのコードを実行し、メッセージ交換のメッセージ型を作成します。指定するメッセージ型の名前およびプロパティは、次のレッスンで、InitiatorDB で作成する名前およびプロパティと同一である必要があります。
CREATE MESSAGE TYPE [//BothDB/2DBSample/RequestMessage] VALIDATION = WELL_FORMED_XML; CREATE MESSAGE TYPE [//BothDB/2DBSample/ReplyMessage] VALIDATION = WELL_FORMED_XML; GO
コントラクトの作成
次のコードをコピーし、クエリ エディタ ウィンドウに貼り付けます。次にこのコードを実行し、メッセージ交換のコントラクトを作成します。指定するコントラクトの名前およびプロパティは、次のレッスンで、InitiatorDB で作成するコントラクトと同一である必要があります。
CREATE CONTRACT [//BothDB/2DBSample/SimpleContract] ([//BothDB/2DBSample/RequestMessage] SENT BY INITIATOR, [//BothDB/2DBSample/ReplyMessage] SENT BY TARGET ); GO
発信先のキューおよびサービスの作成
次のコードをコピーし、クエリ エディタ ウィンドウに貼り付けます。次にこのコードを実行し、発信先で使用するキューおよびサービスを作成します。CREATE SERVICE ステートメントは、サービスを TargetQueue2DB に関連付け、このサービスに送信されたすべてのメッセージが TargetQueue2DB で受信されるようにします。また CREATE SERVICE で、既に作成した //BothDB/2DBSample/SimpleContract を使用するメッセージ交換のみが、このサービスを発信先サービスとして使用できることを指定します。
CREATE QUEUE TargetQueue2DB; CREATE SERVICE [//TgtDB/2DBSample/TargetService] ON QUEUE TargetQueue2DB ([//BothDB/2DBSample/SimpleContract]); GO
次の手順
これで、InitiatorDB とのメッセージ交換をサポートするように TargetDB を適切に構成できました。次に、TargetDB とのメッセージ交換を開始するように InitiatorDB を構成します。「レッスン 3 : 発信側メッセージ交換オブジェクトの作成」を参照してください。