ALTER SERVER AUDIT SPECIFICATION (Transact-SQL)
SQL Server Audit 機能を使用して、サーバー監査仕様オブジェクトを変更します。詳細については、「SQL Server 監査について」を参照してください。
構文
ALTER SERVER AUDIT SPECIFICATION audit_specification_name
{
[ FOR SERVER AUDIT audit_name ]
[ { { ADD | DROP } ( audit_action_group_name )
} [, ...n] ]
[ WITH ( STATE = { ON | OFF } ) ]
}
[ ; ]
引数
audit_specification_name
監査仕様の名前。audit_name
この仕様が適用される監査の名前。audit_action_group_name
サーバーレベルの監査可能なアクションのグループの名前。監査アクション グループの一覧については、「SQL Server 監査のアクション グループとアクション」を参照してください。WITH ( STATE = { ON | OFF } )
監査による、この監査仕様についてのレコードの収集を有効または無効にします。
説明
監査仕様を変更する場合は、監査仕様の状態のオプションを OFF に設定する必要があります。STATE=OFF 以外のオプションを使用して監査仕様を有効にしているときに ALTER SERVER AUDIT SPECIFICATION を実行すると、エラー メッセージが表示されます。
権限
ALTER ANY SERVER AUDIT 権限を持つユーザーは、サーバー監査仕様を変更し、任意の監査にバインドできます。
サーバー監査仕様の作成後は、CONTROL SERVER または ALTER ANY SERVER AUDIT 権限を持つプリンシパル、sysadmin アカウント、またはその監査への明示的なアクセス権を持つプリンシパルがその仕様を表示できます。
例
次の例では、HIPPA_Audit_Specification というサーバー監査仕様を作成します。HIPPA_Audit という SQL Server 監査に対して、失敗したログインの監査アクション グループを削除し、データベース オブジェクト アクセスの監査アクション グループを追加します。
ALTER SERVER AUDIT SPECIFICATION HIPPA_Audit_Specification
FOR SERVER AUDIT HIPPA_Audit
DROP (FAILED_LOGIN_GROUP)
ADD (DATABASE_OBJECT_ACCESS_GROUP);
GO
監査を作成する方法の完全な例については、「SQL Server 監査について」を参照してください。
関連項目