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式における DataSources コレクションと DataSets コレクションの参照の使用 (Reporting Services)

DataSources コレクションは、レポートで使用されているすべてのデータ ソースを表します。同様に、DataSets コレクションは、レポート内のすべてのデータ ソースのデータセットすべてを表します。参照するデータ ソース別に構成されているレポート データセットの階層ビューを表示するには、[レポート データ] ペインを使用します。これらのコレクションへの参照を含めても、レポートをプレビューしたときには値が表示されません。このコレクションを使用できるのは、レポートがレポート サーバーにパブリッシュされた後だけです。

DataSources

DataSources コレクションは、パブリッシュ済みレポート定義で参照されるデータ ソースを表します。この情報をレポートに含め、レポート データのソースを説明することもできます。このコレクションは、プレビュー モードでは使用できません。次の表では、DataSources コレクション内の変数について説明します。

変数

説明

DataSourceReference

String

レポート サーバー上のデータ ソース定義の完全パスです。たとえば、レポートでレポート履歴の一部として使用されたすべてのデータ ソースの一覧を含める場合があります。次の例では、AdventureWorks2008R2 という名前のデータ ソースの完全パスを示します。

/DataSources/AdventureWorks2008R2

Type

String

データ ソースのデータ プロバイダーの種類です。たとえば、SQL のようになります。

DataSets

DataSets コレクションは、レポート定義で参照されるデータセットを表します。レポートのクエリをテキスト ボックスに含めて、レポート内のデータに関心を持っているユーザーが元のコマンド テキストを参照できるようにすることもできます。このコレクションは、プレビュー モードでは使用できません。次の表では、DataSets コレクションのメンバーについて説明します。

メンバー

説明

CommandText

String

データベース データ ソースの場合、これはデータ ソースからデータを取得するために使用するクエリです。クエリが式の場合は、評価済みの式になります。

RewrittenCommandText

String

データ プロバイダーの展開された CommandText 値。これは通常、レポート パラメーターにマップされたクエリ パラメーターと共にレポートに使用されます。コマンド テキスト パラメーター参照を、マップされたレポート パラメーターに対して選択された定数値に展開する場合、データ プロバイダーがこのプロパティを設定します。

クエリ式の使用

式を使用して、データセットに含まれているクエリを定義できます。この機能を使用して、ユーザーからの入力や他のデータセットのデータ、その他の変数によりクエリが変化するようにレポートをデザインできます。クエリの詳細については、「レポート データセットの作成」を参照してください。

関連項目

概念

レポート式を使用した作業