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チュートリアル : 基本的なマトリックス レポートの作成

このチュートリアルは、レポート デザイナーを使用して、AdventureWorks2008R2 データベースを基にした基本的なマトリックス レポートを作成することを目的としています。このチュートリアルでは、既存のレポート プロジェクトを開き、データセットとクエリを定義し、いくつかのフィールドを含むマトリックス データ領域を追加し、入れ子構造の行グループと列グループ、および隣接する列グループを作成し、書式を適用し、合計を追加し、レポートをプレビューします。さらに、レポート サーバーにレポートをパブリッシュし、他のユーザーと共有する方法についても説明します。

PivotTable やクロス集計レポートと同様に、レポートではマトリックスを使用して、データセット内でグループ化されたデータの集計サマリを表示します。通常、マトリックスには詳細データが含まれません。詳細データを表示するにはテーブルを使用します。基本的なテーブルの作成手順の詳細については、「チュートリアル : 基本的なテーブル レポートの作成」を参照してください。

注意

このチュートリアルを完了するには、Reporting Services をネイティブ モードで実行する必要があります。Reporting Services を SharePoint 統合モードで実行していると、レポート サーバーの URL を使用するステップを実行できません。Reporting Services のモードの詳細については、「配置モードの計画」を参照してください。プロジェクトの配置方法の詳細については、「SharePoint サイトへのモデルおよび共有データ ソースの配置」を参照してください。

要件

このチュートリアルを使用するには、システムに次のアプリケーションがインストールされている必要があります。

  • Microsoft SQL Server 2008 R2 および AdventureWorks2008R2 データベース。SQL Server 2008 R2 のサンプルやサンプル データベースを表示したり使用したりするには、まずこれらをダウンロードしてインストールする必要があります。詳細については、「SQL Server のサンプルとサンプル データベースのインストールに関する注意点」を参照してください。SQL Server のサンプル データベースと SQL Server Express サンプル コードのサポートの詳細については、CodePlex Web サイトの「データベースとサンプルの概要」を参照してください。

  • SQL Server 2008 R2 Reporting Services.

  • SQL Server Business Intelligence Development Studio.

    注意

    Business Intelligence (BI) Development Studio は、Itanium ベースのコンピューターではサポートされていません。ただし、x64 ベースのコンピューターでは、BI Development Studio を使用できます。SQL Server サンプル データベースを Itanium ベースのコンピューターに配置した場合は、x86 または x64 ベースのコンピューターの BI Development Studio を使用し、サンプルを修正して実行します。

AdventureWorks2008R2 データベースからデータを取得するには読み取り専用権限も必要です。

チュートリアル : 基本的なテーブル レポートの作成」の最初の 2 つのレッスンを完了しておく必要があります。

タスク

レッスン 1: マトリックス レポートのデータセット クエリの定義

レッスン 2: 行グループと列グループを含むマトリックス データ領域の追加

レッスン 3: マトリックスの書式設定と合計の追加

レッスン 4 : レポートのパブリッシュ

注意

チュートリアルを行うときは、ドキュメント ビューアーのツール バーに [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンを追加することをお勧めします。詳細については、「ヘルプへの [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンの追加」を参照してください。