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レポートのトラブルシューティング : レポート履歴またはレポート スナップショット

レポートをパブリッシュしたら、レポート スナップショットやレポート履歴を作成できます。このトピックでは、レポート スナップショットやレポート履歴に関する問題のトラブルシューティングを行います。

レポートに自分以外の UserID が表示される

場合によっては、User!UserID 変数を含むレポートは、レポートを参照している現在のユーザー固有のレポート データを表示することができません。

特定の条件下で、User!UserID にレポートを作成したユーザーまたはレポート処理の ID が表示される

この障害が発生する場合、次の条件に必ず該当します。

  • レポートが、レポート実行スナップショットまたはレポート履歴スナップショットである。

  • レポートが、プログラムから SOAP メソッドまたはレポート URL アドレスを通してアクセスされている。

この障害が発生する場合、レポート スナップショットのユーザー プロファイル情報は次のいずれかを基にしています。

  • レポート スナップショットを作成したユーザーの ID

  • スケジュールされた操作としてレポート サーバーによって作成されたスナップショットの場合、レポート サーバーを実行するアカウント

重要な注意事項重要

ユーザー プロファイル情報を基にしたレポート スナップショットの更新に失敗すると不正確なデータの原因になり、機密性の高いデータがスナップショットに含まれる場合はセキュリティ上の危険を伴います。

ユーザー プロファイルの障害は、SOAP 呼び出しまたはレポート スナップショットの URL アドレスを使用して開かれたレポート スナップショットに対してのみ発生します。User!UserID は、要求時に実行されるレポート、およびレポート マネージャから開かれたすべてのレポート スナップショットに対して完全に機能します。レポート スナップショットを Web サービスのメソッドおよび URL アクセスから呼び出す方法の詳細については、「URL を使用したレポート サーバー アイテムへのアクセス」および「実行状態の識別」を参照してください。

ユーザーに基づくデータを表示する必要があるレポートの場合は、ユーザーが使用するレポートにアクセスするために必要なメソッドを指定します。

レポートに User!UserID 変数の名前を表示するには、テキスト ボックスを追加し、「Report run for [&UserID]」と入力します。