ストリップ ラインを追加してグラフのデータを強調表示する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)
ストリップ ライン (ストリップ) は、一定の間隔またはカスタムの間隔でグラフの背景を網掛け表示にする、横方向または縦方向の帯です。ストリップ ラインを使用すると、次のことが可能になります。
グラフ上の個々の値を調べるために見やすくする。一定の間隔でストリップ ラインを指定すると、グラフを読む際にデータ ポイントを区別しやすくなります。
一定の間隔の日付を強調する。たとえば、売上レポートでは、ストリップ ラインを使用して週末のデータ ポイントを識別することができます。
特定のキー範囲を強調する。上記の例を使用すると、1 本のストリップ ラインを使用して、売上高が最も高い範囲 (80 ~ 100 ドル) を強調できます。
ストリップ ラインは、図形グラフや極座標グラフには適用できません。
注 |
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レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。 |
インターレース ストリップ ラインを一定間隔でグラフに表示するには
横方向のストリップ ラインを表示するには、グラフの縦軸を右クリックし、[縦軸のプロパティ] をクリックします。
縦方向のストリップ ラインを表示するには、グラフの横軸を右クリックし、[横軸のプロパティ] をクリックします。
[インターレースを使用する] チェック ボックスをオンにします。グラフにグレーのストリップ ラインが表示されます。
(省略可) 隣接する [色] ボックスの一覧を使用して、ストリップ ラインの色を指定します。
インターレース ストリップ ラインをカスタムの間隔でグラフに表示するには
横方向のストリップ ラインを表示するには、グラフの縦軸を右クリックし、[縦軸のプロパティ] をクリックします。
縦方向のストリップ ラインを表示するには、グラフの横軸を右クリックし、[横軸のプロパティ] をクリックします。
軸のプロパティが [プロパティ] ウィンドウに表示されます。
[プロパティ] ウィンドウの [外観] セクションで、StripLines プロパティのコレクションの編集ボタン ([...]) をクリックし、ChartStripLine コレクション エディターを開きます。
[追加] をクリックし、新しいストリップ ラインをコレクションに追加します。
StripWidth をクリックして、レポート上のストリップ ラインの幅 (インチ単位) を指定します。日付や時刻を強調する場合は、StripWidthType をクリックし、時間間隔を選択します。
Interval を表す値または式を入力し、ストリップ ラインが繰り返される間隔を指定します。たとえば、間隔に 10 を指定し、ストリップ ラインの幅が 5 である場合、ストリップ ラインは、値が 0 ~ 5、15 ~ 20、30 ~ 35 などの場所に表示されます。
注 |
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既定では、Interval は Auto に設定されます。つまり、グラフでは、カスタム ストリップ ラインの間隔が計算されません。グラフでは、間隔値が設定されている場合のみ、ストリップ ラインの間隔が計算されます。 |