次の方法で共有


共有スケジュールを作成、削除、または変更する方法 (Management Studio)

共有スケジュールには、Reporting Services レポート サーバー上で実行され、パブリッシュされた任意の数のレポートおよびサブスクリプションが使用できるスケジュールや定期実行情報が含まれています。同時に実行されるレポートおよびサブスクリプションが多数存在する場合は、それらのジョブに対する共有スケジュールを作成できます。後で定期実行パターンや終了日を変更する必要性が生じた場合でも一度に変更できます。

共有スケジュールは管理が容易であり、スケジュールされている操作をより柔軟に管理できます。たとえば、共有スケジュールを一時停止したり再開したりできます。また、同時に実行される操作が多数スケジュールされていることに気付いた場合は、異なるタイミングで実行される複数の共有スケジュールを作成して、スケジュール情報を調整し、処理負荷をレポート サーバーに対して均等に配分することも可能です。

共有スケジュールを作成または変更するには

  1. SQL Server Management Studio を起動し、レポート サーバー インスタンスに接続します。

  2. オブジェクト エクスプローラで、レポート サーバーのノードを展開します。

  3. [共有スケジュール] フォルダを右クリックし、[新しいスケジュール] をクリックします。[新しい共有スケジュール] ダイアログ ボックスの [全般] ページが表示されます。

    既存の共有スケジュールを変更するには、[共有スケジュール] フォルダを展開し、変更するスケジュールを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

  4. わかりやすいスケジュール名を入力します。

  5. 必要に応じて、スケジュールの開始日を選択します。既定値は、現在の日付です。

  6. 必要に応じて、スケジュールの終了日を選択します。スケジュールの実行は設定日に停止しますが、スケジュールは削除されません。

  7. 定期的なスケジュールを構成するには、[時間][日][週]、または [月] を選択します。追加のオプションが表示されます。これらの追加のオプションを使用して、必要に応じた時間、日、週、または月に基づいて、スケジュールの頻度を構成します。

    また、1 回のみの (定期的ではない) スケジュールを指定するには、[一度だけ] を選択し、[開始時刻] を指定します。

  8. [OK] をクリックします。

共有スケジュールを削除するには

  1. オブジェクト エクスプローラで、レポート サーバーのノードを展開します。

  2. [共有スケジュール] フォルダを展開し、削除するスケジュールを右クリックして、[削除] をクリックします。[カタログ アイテムの削除] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [OK] をクリックします。

複数のレポートおよびサブスクリプションによって使用される共有スケジュールを削除した場合、以前その共有スケジュールを使用していたレポートおよびサブスクリプションごとに別個のスケジュールが作成されます。新たに作成される各スケジュールには、共有スケジュールで指定されていた日付、時刻、および定期実行パターンが保持されます。Reporting Services には、個々のスケジュールを一元管理する手段は存在しません。共有スケジュールを削除した場合、それ以降は、各アイテムのスケジュール情報を個別に管理する必要があります。共有スケジュールを削除する前に、[レポート] ページを使用して、どのレポートが共有スケジュールを現在使用しているかを確認します。