sp_post_msx_operation (Transact-SQL)
sysdownloadlist システム テーブルに操作 (行) を挿入し、対象サーバーがこれをダウンロードして実行できるようにします。
.gif "トピック リンク アイコン")
構文
sp_post_msx_operation
[ @operation = ] 'operation'
[ , [ @object_type = ] 'object' ]
{ , [ @job_id = ] job_id }
[ , [ @specific_target_server = ] 'target_server' ]
[ , [ @value = ] value ]
[ , [ @schedule_uid = ] schedule_uid ]
引数
[ @operation =] 'operation'
通知する操作の種類を指定します。operation のデータ型は varchar(64) で、既定値はありません。指定できる操作は、object_type によって異なります。オブジェクトの種類
操作
JOB
INSERT
UPDATE
DELETE
START
STOP
SERVER
RE-ENLIST
DEFECT
SYNC-TIME
SET-POLL
SCHEDULE
INSERT
UPDATE
DELETE
[ @object_type =] 'object'
操作を通知するオブジェクトの種類を指定します。JOB、SERVER、および SCHEDULE を指定できます。object のデータ型は varchar(64) で、既定値は JOB です。[ @job_id =] job_id
操作が適用されるジョブのジョブ識別番号を指定します。job_id のデータ型は uniqueidentifier で、既定値はありません。0x00 はすべての (ALL) ジョブを示します。object が SERVER の場合、job_id を指定する必要はありません。[ @specific_target_server =] 'target_server'
指定した操作を適用する対象サーバーの名前を指定します。job_id を指定し、target_server を指定しない場合は、そのジョブのすべてのジョブ サーバーに操作が通知されます。target_server のデータ型は nvarchar(30) で、既定値は NULL です。[ @value =] value
ポーリング間隔を秒数で指定します。value のデータ型は int で、既定値は NULL です。このパラメータは、operation が SET-POLL の場合にのみ指定してください。[ @schedule_uid= ] schedule_uid
操作が適用されるスケジュールの一意識別子を指定します。schedule_uid のデータ型は uniqueidentifier で、既定値はありません。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
結果セット
なし
説明
sp_post_msx_operation は、msdb データベースから実行する必要があります。
sp_post_msx_operation では、まず現在のサーバーがマルチサーバーの Microsoft SQL Server エージェントであるかどうかが確認され、マルチサーバーであった場合は object がマルチサーバー ジョブであるかどうかが確認されるので、常に安全に呼び出すことができます。
操作が通知されると、その操作は sysdownloadlist テーブルに表示されます。ジョブを作成し通知した後でそのジョブに変更を加える場合は、対象サーバー (TSX) にその変更を伝える必要があります。これを行うには、ダウンロードの一覧を使用します。
ダウンロードの一覧は、SQL Server Management Studio を使用して管理することを強くお勧めします。詳細については、「ジョブの表示と変更」を参照してください。
権限
このストアド プロシージャを実行するには、sysadmin 固定サーバー ロールが与えられている必要があります。
関連項目