[データベースの復元] ([全般] ページ)
[全般] ページを使用すると、データベースの復元操作における対象データベースとソース データベースに関する情報を指定できます。
SQL Server Management Studio を使用してデータベース バックアップを復元するには
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SQL Server Management Studio を使用して復元タスクを指定する場合、[スクリプト] ボタンをクリックしてスクリプトの保存先を選択することにより、対応する Transact-SQLRESTORE スクリプトを生成できます。 |
注 |
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SQL Server 2000、SQL Server 2005、または SQL Server 2008 を使用して作成したデータベース バックアップからユーザー データベースを復元できます。ただし、SQL Server 2008 では、以前のバージョンとは異なる既定のパスが使用されます。そのため、SQL Server 2000 または SQL Server 2005 の既定の場所で作成したバックアップからデータベース復元するには、MOVE オプションを使用する必要があります。詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。 |
オプション
[復元先]
[復元先] パネルのオプションでは、データベースと復元ポイントを指定します。
[復元先データベース]
復元するデータベースを一覧に入力します。新しいデータベースを入力するか、ドロップダウン リストから既存のデータベースを選択します。このドロップダウン リストには、システム データベースである master および tempdb を除いた、サーバー上のすべてのデータベースが表示されます。注 パスワードで保護されたバックアップを復元するには、RESTORE ステートメントを使用する必要があります。
[復元する特定の時点]
利用できるバックアップのうち、最も新しい時点または特定の時点のデータベースを復元します。既定は [最新の候補] です。特定の時点を指定するには、参照ボタンをクリックします。詳細については、「バックアップ内の特定の時点へのデータベースの復元」を参照してください。日付と時刻は、クライアントの地域設定で表示されます。
[復元用のソース]
[復元用のソース] パネルのオプションでは、データベースのバックアップ セットの場所と復元するバックアップ セットを指定します。
[復元元データベース]
復元するデータベースをリスト ボックスから選択します。このリスト ボックスには、msdb バックアップ履歴に従ってバックアップされたデータベースのみが表示されます。[デバイスから]
復元対象のバックアップを含む論理バックアップ デバイスまたは物理バックアップ デバイス (テープやファイル) を選択します。1 つ以上の論理バックアップ デバイスまたは物理バックアップ デバイスを選択するには、参照ボタンをクリックして、[バックアップの指定] ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスで、1 つのメディア セットに属する最大 64 個のデバイスを選択できます。テープ デバイスは、SQL Server のインスタンスが動作しているコンピューターに物理的に接続している必要があります。バックアップ ファイルは、ローカルまたはリモートのディスク デバイスに配置できます。詳細については、「バックアップ デバイス」を参照してください。ファイル、テープ、または論理バックアップ デバイスの指定方法の詳細については、「[バックアップの指定]」を参照してください。
[バックアップの指定] ダイアログ ボックスを終了すると、選択したデバイスが [デバイスから] の一覧に読み取り専用の値として表示されます。
[復元するバックアップ セットの選択]
指定した場所にあるバックアップ セットを表示します。各バックアップ セット (1 回のバックアップ操作の結果) は、メディア セット内のすべてのデバイスに分散されます。既定では、必要なバックアップ セットの選択に基づいて、復元操作の目的を達成するための復旧プランが提案されます。SQL Server Management Studio では、msdb のバックアップ履歴に基づいて、データベースの復元に必要なバックアップが識別され、復元プランが作成されます。たとえば、データベースの復元では、最新の完全データベース バックアップを選択した後、(存在する場合は) 最新の差分バックアップを選択する復元プランが作成されます。完全復旧モデルの復元プランでは、さらに、すべてのログ バックアップが選択されます。推奨された復元計画を変更するには、グリッドの選択を変更します。バックアップの選択を解除すると、それに依存するその他のバックアップも自動的に選択が解除されます。
ヘッダー
値
[復元]
このチェック ボックスをオンにすると、バックアップ セットが復元されます。
[名前]
バックアップ セットの名前。
[コンポーネント]
バックアップされるコンポーネント。[データベース]、[ファイル]、または <空白> (トランザクション ログ用) のいずれかを指定します。
[種類]
実行するバックアップの種類。[完全]、[差分]、または [トランザクション ログ] のいずれかを指定します。
[サーバー]
バックアップ操作を実行したデータベース エンジン インスタンスの名前。
[データベース]
バックアップ操作に関係するデータベースの名前。
[位置]
ボリューム内でのバックアップ セットの位置。
[最初の LSN]
バックアップ セット内の先頭のトランザクションのログ シーケンス番号。ファイル バックアップの場合は空白です。
[最後の LSN]
バックアップ セット内の末尾のトランザクションのログ シーケンス番号。ファイル バックアップの場合は空白です。
[チェックポイントの LSN]
バックアップが作成された時点で最新のチェックポイントのログ シーケンス番号 (LSN)。
[全 LSN]
最新のデータベース全体のバックアップのログ シーケンス番号。
[開始日]
バックアップ操作が開始したときの日付と時刻。クライアントの地域設定で表示されます。
[完了日]
バックアップ操作が終了した日時で、クライアントの地域設定で表示されます。
[サイズ]
バックアップ セットのサイズ (バイト単位) です。
[ユーザー名]
バックアップ操作を実行したユーザーの名前。
[有効期限]
バックアップ セットの期限が切れる日付と時刻。
関連項目