他のサーバーへのデータベースのコピー

テスト、一貫性の確認、ソフトウェアの開発、レポートの実行、ミラー データベースの作成、遠隔地の支社での運用などを目的として、データベースをコピーすることが必要になる状況があります。

データベースは、次の方法でコピーできます。

  • データベース コピー ウィザードの使用

    データベース コピー ウィザードを使用して、サーバー間でデータベースを移動またはコピーできます。詳細については、「データベース コピー ウィザードの使用」を参照してください。

  • データベース バックアップの復元

    データベース全体をコピーするため、Transact-SQL ステートメントの BACKUP と RESTORE を使用できます。通常、さまざまな理由によりデータベースを別のコンピューターにコピーする場合、データベースの完全バックアップを復元する方法を使用します。バックアップと復元によるデータベースのコピーの詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。

    注意

    データベース ミラーリングのミラー データベースを設定するには、RESTORE DATABASE <database_name> WITH NORECOVERY を使用して、データベースをミラー サーバーに復元する必要があります。詳細については、「ミラーリングのためのミラー データベースの準備」を参照してください。

  • SQL Server 6.5 以前のバージョンのデータベースのコピー

    データベースのアップグレードの詳細については、「SQL Server 7.0 以前のバージョンからのデータベースのコピー」を参照してください。

  • スクリプトの生成とパブリッシュ ウィザードを使用したデータベースの転送

    スクリプトの生成とパブリッシュ ウィザードを使用して、データベース エンジンのローカル インスタンスまたは SQL Azure からデータベースを転送できます。ウィザードは、次の 2 とおりの方法で使用できます。

    • ウィザードを使用してデータベースのスクリプトを生成し、データベース エンジンの別のインスタンスまたは SQL Azure でそのスクリプトを実行します。

    • ウィザードとパブリッシング用プロバイダーを使用して、データベースを Web サービスに直接パブリッシュします。この Web サービスは、CodePlex の Database Publishing Services プロジェクトを使用して作成されたものです。

    詳細については、「スクリプトの生成とパブリッシュ ウィザードの使用」を参照してください。

注意

データベースをコピーせずに SQL Server インスタンス間でデータをコピーする方法もいくつかあります。これらの方法の詳細については、「サーバー間でのデータのコピー」を参照してください。